「キャリアチェンジ」に関する調査(女性対象) 

2015年12月17日
エン・ジャパンは、運営する正社員の勤務を希望する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』上で、サイト利用者の女性を対象に「キャリアチェンジ」をテーマにアンケートを行ない、743名から回答を得ました。

【調査結果概要】

9割の女性が「キャリアチェンジ(職種転換)」に興味があると回答した今回のアンケート。実際にどのような目的でどんな職種への転換を希望しているのでしょうか。主なトピックスをご紹介します。

★キャリアチェンジしたい職種は7割の方がバックオフィス。中でも一番人気は、一般事務・営業事務。
★一般事務への転職希望理由、トップ3は「収入アップ」「体力的に楽」「土日休み」。
★一般事務への転職、成功の秘訣は「他の業種での社会人経験」と「意欲」。

【調査結果詳細】

1:86%の女性がキャリアチェンジに興味あり。
「“キャリアチェンジ(職種転換)” に興味はありますか?」と伺ったところ、86%が「はい(興味がある、キャリアチェンジに向けて転職活動中、過去にキャリアチェンジした経験がある)」と回答しました。

2:キャリアチェンジしたい職種は7割の方がバックオフィス。中でも一番人気は、一般事務・営業事務。
”キャリアチェンジに興味がある”、”キャリアチェンジに向けて転職活動中” と回答した方に、「キャリアチェンジしたい職種を教えて下さい」と質問をしたところ、バックオフィス系職種を選択した方は67%にのぼりました。「営業」「販売」を選択した方は5%、「クリエイティブ」「IT・エンジニア」などの専門職は9%に留まっています。バックオフィスの中でも、圧倒的に人気だったのは「一般事務・営業事務」(29%)です。

3:一般事務への転職希望理由、トップ3は「収入アップ」「体力的に楽」「土日休み」。
一般事務・営業事務へのキャリアチェンジを希望している方に「キャリアチェンジを希望しているのはなぜですか?」と伺いました。第1位は「収入アップが見込める」(50%)、第2位は「体力的に楽」(45%)、第3位は「土日祝休み」(42%)でした。
販売職の方からは『立ち仕事だと、体に負担がある』という声や、現在は非正規で働いているので正社員の事務職を目指したいという声が寄せられています。

4:一般事務への転職、成功の秘訣は「他の業種での社会人経験」と「意欲」。
バックオフィス業務へのキャリアチェンジを希望する求職者は多く、2015年10月の有効求人倍率(正社員事務職)は0.24倍と非常に狭き門です。一般事務職へのキャリアチェンジをしたことがある方に、「キャリアチェンジ成功の秘訣を教えてください」と質問しました。第1位は「他の業種での社会人経験を活かせた」(50%)、第2位は「やる気・意欲」(46%)、第3位は「笑顔・挨拶・丁寧な言葉遣いなどを心がける」(39%)となりました。

『事務未経験でPC初心者でしたが、コミュニケーション能力を必要とする職場だったので、飲食店での業務経験が有利に働いた』(20代女性)、『採用する側も「人」です。挨拶・表情等、誰にでもできることをやっているか?が大切』(20代女性)などの意見が挙がっています。ただし、未経験でもポテンシャルを期待して採用されるのは若い方に多く、年齢が上がると経験を問われるという声も多いのが実態です。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エンウィメンズワーク』利用者
有効回答数:903名
調査期間:2015年10月29日~11月25日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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