「フリマアプリの活用法」に関する意識調査 

2015年10月15日
ファッションに特化したフリマアプリ「フリル」を運営する Fablicは、同サービスを利用する1169 名を対象に「フリマアプリの活用法」に関する意識調査を実施。

【調査トピックス】

(1)フリマアプリは「リサイクルショップの100倍高く売れる」

(2)妊娠、介護中に税金や通信費を支払うため自宅でフリマアプリを活用

(3)ブランド品ではなく「不用品」を処分して売上を得る人が9割


【調査結果】

(1)「ブランド品しか売れない」イメージを覆す結果。「出品した理由」は9割が「不用品の処分」と回答、断捨離にも活用。

フリルには、ユーザーから「高級ブランドのアイテムでないと売れないのでしょうか」という問い合わせが来ることもありますが、実態は異なります。今回行ったフリルユーザーへのアンケート調査では、「出品する商品はどのような理由で出されましたか?」という質問に対し、89%の回答者が、「不要なものを整理したかった」からと答えています(複数回答可)。一方で、「売るための商品を準備した」からという回答はわずか14%でした。
 近頃話題の「断捨離ブーム」の背景には、要らなくなった服の処分方法が「捨てる」から「売る」へと変化したことで、もったいないと思わずに物を手放せるようになったことがあるようです。

[アンケートから抜粋]

「季節の変わり目に、昨年シーズンのもので着ないものを売ったり、通販などでサイズや色が思っていたものと違った時に活用しています。」
「断捨離できる! 捨てるのではなく誰かに買ってもらうことで、今まで捨てるの勿体無いなー、って思っていたものも売れてお部屋が綺麗になった」

(2)「リサイクルショップの100倍高値で売れる」。ユーザーにとってフリマアプリは「儲かるもの」であることが判明。

とはいえ不用品の処分というと、どんなに売っても売上は小銭が集まる程度で、二束三文に終わってしまうのではないかと思いがちです。しかし、「あなただけの『とっておきのフリル活用法』があれば教えてください。」という質問には、フリマアプリを収入源の一つとして意識しているような回答が集まりました。なかには、「服を売ったお金でまた新しい服を買う」、「銀行感覚で使っている」のように、フリルに対し単なるお小遣い稼ぎとは一線を画する意識を持った人も見受けられました。
 フリルは、商品を出品する際に自身の希望価格を値段として設定できるうえ、売り上げの銀行口座への振り込みが手軽であることも相まって、ファッション好きの女性たちからは新しいキャッシュポイントとして認知されているようです。

[アンケートから抜粋]

「リサイクルショップの10倍、100倍の値段で売れる上に、貯まったポイントでまた服を購入出来るので、活用しています」
「売り上げ金をまとめて、貯めて欲しい時期に振り込みしてもらえるので、携帯の中にお金を貯めておけるのでちょっとした銀行感覚で使ってます。すぐ欲しくなるんですが(>人<;)」
「私は投資や株のアプリの部類に分類して使ってます。」

(3)自宅にいながら「携帯代や税金の支払いができる」ほどの収入が得られる。

では、フリルを活用して得られた売上金は、具体的にはどのように使われているのでしょうか。ユーザーからの回答を見ると、介護や妊娠など、働けない理由を抱えた女性たちにとって、フリマアプリが税金や携帯代などの生活費を得る手段になっていることがわかります。

[アンケートから抜粋]

「現在両親の介護中の為に仕事に出る事ができません…その為収入がなく困っていましたが、フリルのお陰で月々の携帯代や税金を払うお金が手に入っているので非常に助かっています!」
「予定外の妊娠主婦になったので 不要物と購入物がネットで 簡単にやり取りできるのは楽! 」
「介護中で、買い物に出かけられない時、大いに気晴らしさせてもらいました。あと、売り上げやポイントがあるので現金やカードをきりたくない時に、こちらで購入すると、家計に影響がなく買い物ができるのが嬉しいです!」

フリルで購入取引が成立した商品は、最寄りの郵便局やコンビニなどから簡単に発送することができます。また、購入者から振り込まれた売上金は、手数料を除き全額、現金として銀行振り込みで受け取るか、ポイントとしてフリル内でのアイテム購入に使えます。自宅近辺で取引とショッピングを済ませられる手軽さが、長時間外出できない女性たちにとって魅力となっているのでしょう。


「フリル(FRIL)調べ」

【調査概要】
サンプル数:1169
調査方法:インターネット調査
調査期間: 2015年9月1日~9月7日
調査対象:フリマアプリ「フリル」ユーザー
発表日:2015年10月15日

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[ドリームニュース]
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