タイ国内の2015年トレンドワードランキング 

2015年12月09日
アライドアーキテクツは、ドリームインキュベータの100%子会社であるDI Marketing Co.,Ltd.(DIマーケティング)などと共同で提供するインバウンド集客プロモーション支援サービス「モニプラGlobal」で、タイの消費者を対象に「2015年のトレンドワード」について調査を行い、その結果をまとめました。

本調査は、「モニプラGlobal」が擁する現地コンサルタントチームが、ソーシャル上の話題やメディア露出などをもとに50のトレンドワードを独自に選出し、ユーザー投票によって上位15ワードをランキング化したものです。

「自然」「健康」がインバウンド施策の鍵に

ランキングのトップとなった「Bike for Mom」は、タイ国内で大きな影響力を持つ王室の記念イベントであることに加えて、近年、健康やエコ、ファッションといった観点からタイの消費者において自転車への人気が急速に高まっていることも背景にあるものと考えられます。
また、7位には「スローライフ」、10位には「食の安全」と、「自然」や「健康」といったイメージを想起させるワードがランクインしました。これらのワードはSNSとの相関性が高く、消費活動にも紐づきやすいことから、インバウンド施策において注目のワードであると考えることができます。今後は、日本ならではの自然を体感できる観光ツアーや、オーガニック食材を使った商品など、タイの消費者トレンドに対応したサービス・商品がさらに注目を集めていくと推測できます。

「精神的な豊かさ」を求めるタイの消費者

今回の調査では、芸能やスポーツなどのエンタメに関連したワードが数多く選ばれる一方で、自然や環境、健康といったカテゴリのワードも複数ランクインし、高い関心を持たれていることが分かりました。このことから今、タイ国内における消費者のマインドは、「物質的な豊かさ」が一巡した先にある「精神的な豊かさ、満足度」が重視される段階にあるとモニプラGlobalでは推測しています。
また、SNS上で人気を集めたハッシュタグや人物、出来事など、SNSが話題化を後押ししたと考えられるワードが多数ランクインしており、日本と同様にSNSがトレンドの発信地となっている状況が窺えます。


「モニプラGlobal調べ」

【調査概要】
「タイ国内の2015年トレンドランキング」
・調査方法:アライドアーキテクツと株式会社ドリームインキュベータの100%子会社であるDI Marketing Co.,Ltd.(ベトナムホーチミン市)が、インバウンド集客プロモーション支援サービス「モニプラGlobal」を通じて実施。タイ国内でのソーシャル上の話題やメディア露出などをもとに50件のキーワードを選び出し、ユーザー投票によってランキング化した。
・調査対象:タイのFacebookユーザー約300名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アライドアーキテクツ]
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