主婦の健康意識実態調査 

2015年12月10日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、「健康」についてのアンケートを2015年11月20日~11月26日に実施。アンケートの対象は、30代~40代の主婦を中心とする当社サービス登録の既婚女性会員で、有効回答者数は864名(平均年齢46歳)でした。

【調査結果】

(1)健康診断の受診頻度について

アンケートではまず、健康診断の受診頻度を聞いたところ、「1年に1回以上」が63.9%、「2年に1回程度」が12.5%、「3年に1回程度」が5.3%、「4、5年に1回程度」が2.2%、「それ未満」が11.7%、「受けたことはない」が4.4%と、既婚女性の6割以上の方が年に1回以上受診していることがわかりました。

健康診断の受診頻度について、回答者の属性を専業主婦と、正社員、パートタイム、フリーランス等何らかの形で「働く既婚女性」に分けてみると、「1年に1回以上」の方が専業主婦では55.0%になったのに対し、働く既婚女性では67.8%となりました。

また、専業主婦の方は受診頻度が4、5年に1回より少ない方、受けたことがない方を合わせると20.5%となり、約5人に1人が健康診断をほとんど受けていないことがわかりました。

3年に1回以上の頻度で健康診断を受診される725名を対象に、どこで受けているかを聞いたところ、「配偶者の会社から案内があった医療機関」がトップで42.6%、ついで「市区町村が実施する健康診断」が34.9%、「所属している会社の指定した医療機関」が19.4%、「自分で探した医療機関」が17.5%と続きました。

(2)婦人科健診について

アンケートでは婦人科健診に関する関心についても質問しましたが、80.8%の方が「関心がある」と回答しました。

婦人科健診や健康診断に関する具体的な意見を見ると、「定期的な健康診断は病気の早期発見の為にも大事だと感じます。」(40代)というように、定期的に受けることの重要性に言及するコメントや、「友人が乳がん検診で再検査になった話を聞いて、自分もちゃんと検査を受けて、何かあっても早期発見できるようにしなくては、と思った。」というように身の回りの方が再検査となったというのをきっかけにきちんと受けるようになったというコメントもありました。

(3)健康のために心がけていることについて

また、「健康のために心がけていること」について複数回答で聞いたところ、1位は「バランスの良い食生活」で66.2%、2位は「野菜・果物の積極的な摂取」で61.6%と、食事に関することを挙げた方がそれぞれ6割を超えました。

3位は「うがい・手洗い等の生活習慣」で56.9%、4位は「十分に睡眠を取る」で52.8%、5位は「適度な運動」で42.2%でした。

健康のために具体的に何を心がけているかを見ると、「出掛けたときは階段を使ったり車を遠くに止めて出来るだけ歩くようにしています。」(50代以上)といった毎日のちょっとした運動を心がけているものや、「バランスよく旬のものを食卓に採り入れています。手洗いとマスクの着用、除菌ジェルの携帯と使用を冬の乾燥時期は習慣にしています。」(30代以下)というように、食事でバランスを取ったり、これからの季節の乾燥・ウイルス対策をしっかり行うといった意見が寄せられました。

その他、「今まではまったく気にしませんでしたが、30代後半になり最近やっと健康に気を付けるようになりました。塩分や糖分の取りすぎに気を付けています。」(30代以下)、「40歳すぎてから人間ドックを受けるようにしています。今回は夫婦ともにかなり結果が悪かったので、食事や運動など生活を見直そうと思っています。」といったように年齢をきっかけに健康や健康診断を受けるようになったという意見もありました。


【調査概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2015年11月20日~11月26日 (7日間)
有効回答者数: 864名
回答者(既婚女性)の属性:30代以下19%、40代49%、50代以上32%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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