スマートフォンアプリの利用状況調査 

2015年11月25日
視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、スマートフォン視聴率情報Nielsen Mobile NetView(ニールセン・モバイル・ネットビュー)の9月データをもとにアプリケーション(以下アプリ)の利用状況を分析し、結果を発表。

・スマートフォンの利用時間の増加はアプリの利用時間が牽引

・スマートフォンアプリ利用時間の1位は「LINE」で総利用時間の約10%

・「Twitter」は0~5時の利用時間が他と比べ長くアプリによって時間帯別利用時間シェアが異なる


スマートフォンの利用時間の約80%を占めるアプリについて、総利用時間のシェアのランキングの1位は「LINE」でスマートフォンアプリの総利用時間のうち約10%のシェアを占めていました。全体では、TOP10にニールセンが分類している「コミュニケーション」、「ソーシャルネットワーク」カテゴリーに属するアプリが5つランクインし、合計のシェアは27%となっていました。10位以降も加えると、これらのコミュニケーション系のアプリに費やされた時間は、スマートフォンアプリ利用時間の約35%となっていました。

また、34歳以下の総利用時間シェアのランキングでは、若い女性に人気の「Instagram」「メルカリ」がそれぞれ8位、9位にランクインしているなど世代によって利用時間の長いアプリが異なっていました。

総利用時間TOP3「LINE」「Twitter」「Facebook」の総利用時間に占める時間帯ごとの割合をみると、生活時間の中心である朝6時から23時まではLINEの利用時間が長く、 0時から5時までは「Twitter」が長くなっていました。「Facebook」と「Twitter」は朝5時から11時まではほぼ同じ動きをしていますが正午以降は異なっていました。


Nielsen Mobile NetViewについて
Nielsen Mobile NetViewは日本全国の4,000名(iOS、Android各2,000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成されます。従来のアンケート調査とは異なり、実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータであり、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データの提供が可能です。また、利用者属性情報を含むパネル調査であるため、属性別の利用状況を把握できます。データは、ウェブサイトの訪問、アプリの利用もしくはスマートフォン全体での利用状況を参照することができ、また、利用者属性、OS、電話会社、デバイスなどのフィルターを使用してデータを抽出することもできます。

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[ニールセン]
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