2016年卒の就活生の間で流行った『就活ワード』ランキング 

2015年11月30日
マイナビは、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒の就活生の間で流行った『就活ワード』ランキング」の結果を発表。

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■ ランキング上位は『サイレント』『お祈り』『オワハラ』『NNT』『逆お祈り』という結果に
2016年卒の就職活動は採用スケジュールの繰り下げの影響により、大きな転換期を迎えました。そのような状況の中、就職活動を行った学生の間で流行した「就活ワード」とその意味のアンケートを行いました。「2016年卒の就活生の間で流行った『就活ワード』ランキング」の上位5位とその他特徴的なワードをピックアップしています。結果は下記の通りです。
※ 各就活ワードの意味は、学生の回答を基に記載しています。

1位 「サイレント」【136票】
【同義語】サイレントお祈り・察しろ不合格・黙祷・サイレント落ち 等
【意味】面接や採用活動の結果がいつまで経っても連絡が来ないため、合否がわからない状態のこと。合格の場合連絡がまったくないことはないので、基本的に不合格となった場合に連絡がないことを指す。

2位 「お祈り」【126票】
【同義語】お祈りメール・お祈り手紙・祈られる
【意味】選考に落選すること。不採用通知の文章の最後に「就職活動の成功をお祈りしています」「貴殿のますますのご活躍をお祈りいたします」といった文章が付加されることが多いことから。「お祈りメール」という単語での回答も多かった。

3位 「オワハラ」【104票】
【同義語】なし
【意味】「(就活)終われハラスメント」の略称。企業が内々定を出した学生に対し、他の選考を受けさせないように強要すること。内定をもらっている企業から就活を終えるように迫られること。一部では、「大学の指導教員が早く就職先を決めるように迫ること」という意味で回答した学生もいた。

4位 「NNT(読み方:ないないてい)」【34票】
【同義語】無い内定、ノー内定
【意味】“内々定”と“無い内定”をかけたワード。内々定をもらえていない人が自虐的に使うケースが多くみられる。

5位 「逆お祈り」【14票】
【同義語】お祈り返し
【意味】今回のランキングの2位にあがった「お祈り」とは逆に学生から企業に不採用通知を真似た選考辞退のメールを送ること。

【その他特徴的だった就活ワード例(ランキング外)】

◇説明会営業
同義語・類義語:スタンプラリー
意味:同じ企業の説明会に何度も顔を出すこと。説明会の出席数を稼ぐためだけに参加すること。

◇頂上登山組
同義語・類義語:なし
意味:内々定もしくは、内定を持ったまま就活を続ける人のこと。

◇エレオク
同義語・類義語:なし
意味:「エレベーターまで見送る」の略称。不採用の学生に対して丁寧な対応をすることから、人事担当者に選考後、エレベーターまで見送られると選考に落ちているという意味を含む。

◇リクラブ
同義語・類義語:なし
意味:リクルートラブの略称。就職活動を通して交際相手ができること。

◇大企業病
同義語・類義語:なし
意味:大企業のみを受験すること。大手病とも言う。非効率的な企業体質を指す一般的な「大企業病」とは意味が異なる。

◇キチョハナカンシャ
同義語・類義語:ほんきちょ
意味:「本日は貴重なお話ありがとうございました」の略称。説明会での質疑応答の際の学生の定型フレーズ。

◇●●子
同義語・類義語:なし
意味:●●の子会社のこと。 例)メー子:メーカーの子会社

◇内定バッチ集め
同義語・類義語:なし
意味:内定をいくつもゲットして、 保留にしておくこと。

◇ボーナスステージ
同義語・類義語:なし
意味:既に得た中小企業の内定に十分満足してるが、大手企業の最終面接が残っている状況。


【調査概要】
調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
調査期間/2015年10月28日(水)~ 2015年11月1日(日)
調査対象/2016年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生 回答数486名(複数回答可)
※自由記述での回答の為、①「読み」が同じ②略称、または略す前の単語や同じ意味を持つ③同じ単語で始まる複合語や単語と同じ意味を持つものは同じ言葉として集計しています。

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