求職活動時のソーシャルメディア(SNS)の活用に関する調査 

2015年11月30日
ランスタッドは、世界23の国と地域の約22万5千人に実施した調査の中から、求職活動時のソーシャルメディア(SNS)の活用に関する結果を発表し。

【日本の調査結果の特筆事項】

・SNSを求職活動に利用する人は、グローバルでは半数以上であるのに対し、日本はわずか26%。調査国の中で日本人の活用率が最も低い結果に

・日本でも世界でも、求職活動で最も使用されるSNSはFacebook。海外で支持の高いLinkedInは日本ではランク外。個人情報の公開や、自己アピールに慎重な日本の文化を反映か


【調査結果 概要】

SNSを求職活動に利用する人は、グローバルでは半数以上であるのに対し、日本はわずか26%。調査国の中で日本人の活用率が最も低い結果に

プライベートでは広く一般的にソーシャルメディア(SNS)を使用するようになりましたが、世界では約半数(51%)の人が就職や転職活動にも利用していることが、今回の調査で明らかになりました。特に活用率が高かったのはハンガリーで75%が「活用する」と回答、逆に日本は26%で、23の国と地域中最下位でした。

日本でも世界でも、求職活動で最も使用されるSNSはFacebook。海外で支持の高いLinkedInは日本ではランク外。個人情報の公開や、自己アピールに慎重な日本の文化を反映か

世界ではどのSNSが求職活動時に多く使われているのでしょう?本調査では、Facebookの評価が高く、23カ国中20カ国で仕事探しに最も活用されていることが分かりました。2位はGoogle+で特に中国で、3位はLinkedInでオランダ、シンガポールで高い支持を得ました。

日本で求職時に使われているのは、1位Facebook、2位LINE、3位Twitterでした。世界で支持の高いGoogle+は日本では4位、職歴や経歴を公表でき、ビジネス交流に特化したLinkedInはランク外の結果でした。個人情報の取り扱いに強い警戒心を持ち、且つ自己アピールに消極的な文化的背景からか、日本では匿名性の高いSNSが上位にあがる傾向でした。


【調査概要】
本プレスリリースは、ランスタッドアワード2015の調査項目を抜粋したものです。

国際調査データ
調査集計期間 2014年9月~12月
調査対象 18歳から65歳までの男女約22万5千人
調査方法 インターネット調査
調査受託先 第三者機関 ICMA (ベルギー)
調査実施国
ヨーロッパ地域:ベルギー、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ポーランド スペイン、スウェーデン、スイス、 イギリス
アメリカ大陸地域:アルゼンチン、カナダ 、アメリカ
APAC・その他の地域:オーストラリア、中国、香港、インド、日本 、ニュージーランド、ロシア、シンガポール

国内調査概要
調査集計期間 2014年10月~11月
調査対象 日本国内で任意に選出された18~65歳の男女 計9,753名
調査方法 インターネット調査
調査受託先 第三者機関 ICMA

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ランスタッド]
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