「国内温泉地」に関する調査 

2015年11月27日
DeNAトラベルは、「DeNAトラベル」のメールマガジン会員1,590名を対象に、「国内温泉地」に関する調査を実施。

<調査背景>

今年も残すところ約1か月。寒さも強まり、温泉が恋しい季節となりました。温泉といえば、観光庁が発表した「訪日外国人の消費動向 平成 27年 7-9 月期報告書」によると、訪日外国人が訪日前に期待していたこととして「温泉入浴」が28.8%と約3割にのぼっており、訪日外国人からの期待も大きいことが伺えます。そこで今回、DeNAトラベルは旅好きの多いDeNAトラベル会員に対して、日本の温泉について調査を実施しました。

【調査結果概要】

<調査1:東日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?>
→30代以下・40代以上ともに草津温泉が1位に。
しかしながら選んだ理由の1位については、40代以上は「泉質がいい」に対し、30代以下は「行ったことがないから」が大半を占め、理由に差が表れた。

<調査2:西日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?>
→30代以下・40代以上ともに湯布院温泉が1位。
30代以下では「食事がおいしい」という理由で「城崎温泉」が、
40代以上では「砂風呂を体験したい」という理由で「指宿温泉」が上位となった。

<調査3:温泉旅行に行く際の予算はどのくらいですか?(交通費・宿代・食事代)>
→30代以下は「1万円以上3万円未満」が最も多いのに対し、40代以上は「3万円以上5万円未満が最も多かった。

<調査4:温泉地を選ぶ際に最も重要視するものは何ですか?>
→30代以下・40代以上共に「宿」が1位。
30代以下は「食事」「値段」と温泉以外の要素が続く一方で、40代以上は2位に「泉質」が入った。

【調査結果】

【調査1:東日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?】
※東日本=北海道、東北、関東甲信、北陸、東海地方とします。

「東日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?」という問いに対し、30代以下、40代以上共に「草津温泉(群馬県)」が1位(30代以下:9.5%、40代以上:7.4%)となりました。
2位以降については30代以下は2位「下呂温泉(岐阜県)」、3位「箱根温泉郷(神奈川県)」、4位「熱海温泉(静岡県)」、5位「奥飛騨温泉(岐阜県)」と比較的都内近郊の温泉がランクインする一方で、40代以上は2位「箱根温泉郷(神奈川県)」、3位「乳頭温泉(秋田県)」、4位「登別温泉(北海道)」、5位「熱海温泉(静岡県)」と都内から離れた温泉地がランクインしました。

また、1位の「草津温泉」を選んだ理由としては、30代以下では「近くて行きやすい。」「有名なので一度行ってみたい。」といった意見が大半を占める一方で、40代以上では「酸性のお湯がいい。」等の泉質に関するコメントが多く見受けられました。

【調査2:西日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?】
※西日本=近畿、中国、四国、九州、沖縄地方とします。

「西日本で今年の年末に最も行きたい温泉地はどこですか?」という問いに対し、30代以下、40代以上共に「湯布院温泉(大分県)」が1位(30代以下:16.8%、40代以上:17.1%)、「別府温泉(大分県)」が2位(30代以下:15.0%、40代以上:10.8%)となりました。
3位以降については30代以下は3位「黒川温泉(熊本県)」、4位「城崎温泉(兵庫県)」、5位「道後温泉(愛媛県)」、40代以上は3位「指宿温泉(鹿児島県)」、4位「黒川温泉(熊本県)」、5位「有馬温泉(兵庫県)」がランクインしました。

また、30代以下に人気の高い「城崎温泉」(30代以下4位)が選ばれた理由としては、「カニと温泉を楽しみたい」「ご飯がおいしかった」といった、「食」に関するコメントが多く見受けられました。
一方、40代以上に人気が高い「指宿温泉」(40代以上3位)については「砂風呂を体験してみたい」という意見が大多数を占めました。

【調査3:温泉旅行に行く際の予算はどのくらいですか?(交通費・宿代・食事代)】

「温泉旅行に行く際の予算はどのくらいですか?(交通費・宿代・食事代)」という問いに対し、30代以下の45.9%が「1万円以上3万円未満」と回答したのに対し、40代以上では「3万円以上5万円未満」が1位(35.8%)となりました。国税庁調べの「平成 26 年分民間給与実態統計調査」によると、30代以下の平均給与は約308万円、40代以上は約414万円(※2)であることから、予算の差は所得の差に起因しているように思います。

※2…民間給与実態統計調査による年齢別の統計より、30代以下・40代以上の平均を算出

【調査4:温泉地を選ぶ際に最も重要視するものは何ですか?】

「温泉地を選ぶ際に最も重要視するものは何ですか?」という問いについて、1位は30代以下・40代以上共に「宿」(30代以下:25.9%、40代以上:23.1%)となりました。
しかしながら、30代以下は2位「食事(16.4%)」、3位「値段(15.0%)」と温泉以外の要素が続くのに対し、40代以上では「泉質(19.3%)」が2位にがランクイン。年齢を重ねるにつれて、温泉を選ぶポイントに変化が見られることがわかりました。


【調査概要】
調査タイトル:「国内温泉」に関するアンケート調査
調査対象:「DeNAトラベル」のメール会員で、計1,590名
調査期間:2015年10月30日(金)~11月4日(水)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社DeNAトラベル

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