2016年春卒業予定者が感じる「就職活動にまつわる不満」調査 

2015年11月25日
INNOBASEと不満調査会社・不満買取センターは、就職時期変更後を初めて経験した2016年春卒業予定者が感じる「就職活動にまつわる不満」を特集で収集し、データを分析しました。

【調査結果】

【1位】就活時期の後ろ倒しで、学業の時間が確保できない(約37%)
【2位】どの企業が自分に向いているのか、分からない(約15%)
【3位】選考後の企業の対応が、不誠実(約14%)
【4位】交通費の負担が大きい(約14%)
【5位】選考フローが不透明(約11%)

下記、一部代表的な不満です。

【1位】就活時期の後ろ倒しで、学業の時間が確保できない(投稿件数:297件、全体不満の約36.5%)
・後ろ倒しにより、学生は3年6月頃から就活の雰囲気が出始めてサークル活動やゼミに身が入りにくい人が増えたりし、まだ就活を続けている人も友達では10人に3人くらいはいる印象なので明らかに長期化した。ゼミの教授も「誰にもいいことがない」と言い、ゼミ活動が正常に出来ないことをいつも嘆いていた。
・後ろ倒しになったことで、卒研、卒試、国試に充てる時間が削られた。選考が夏になり、汗だくで面接に向かわなければならないし、台風で日程変更もしてもらわなければならなかった。選考解禁になった1週目、大手の面接が一気に始まり、スケジューリングに苦労した。
・就活の後ろ倒しで、研究を諦めざるを得なかったこと。

【2位】どの企業が自分に向いているのか、分からない(投稿件数:118件、全体不満の約14.5%)
・自己分析はするものの、その後どの企業が自分に向いているのか結果的にわからないし知るすべもない。
・内定ブルー(本当にここでいいのか、誰もが聞いたことのある企業の方が良いのではないか)になった。
・自分の価値判断なので、企業を判断することの不安が一番大きかった。

【3位】選考後の企業対応(投稿件数:117件、全体不満の約14.4%)
・サイレントお祈りは本当に迷惑、合否を連絡すると言っておいて、不合格の連絡はしてこない企業が多すぎる
・5月半ばに、8月選考の企業もあるから待つ、と言っていたはずの企業から執拗なオワハラを受け内定辞退に追い込まれる。
・8月前に内々定を出しておいて、「就職活動を続けたい」と言ったら「内定を出すのは入社承諾書を書いて就職活動をやめる覚悟が出来ていることが条件だ」と言われ、すごく悩む期間が出来てしまい、他の選考対策が出来なくなってしまいました。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるデータ収集
調査対象:「iroots」に登録されている223人の2016年春卒業予定者(※偏差値60以上の大学限定)
調査期間:2015年9月1日〜2015年9月30日

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