ホームファッション市場に関する調査 2015 

2015年11月24日
矢野経済研究所は、国内ホームファッション市場の調査を実施した。

<ホームファッション市場とは>
本調査におけるホームファッション市場とは、「ベッドリネン・寝具」「タオル製品」「ナイトウェア・ホームウェア」「ホームファニチュア」「インテリアファブリックス」「ホームライティング」「キッチン・テーブルウェア」の7分野を対象とする。主に一般家庭用を対象とするが、「ホームファニチュア」「キッチン・テーブルウェア」には一部法人需要が含まれる。

【調査結果サマリー】

◆ 2014年のホームファッション小売市場規模は前年比101.3%の3兆4,359億円とプラス成長
2014年のホームファッション小売市場規模は前年比101.3%の3兆4,359億円であった。2009年以降は上昇に転じ、3兆円規模を維持するまでに回復している。2014年は消費税増税の駆け込み需要の反動減もあり、アイテム分野によっては前年割れもあったが、市場全体としては2013年の市況を引き継いで堅調に推移した。

◆ 2015年は機能性商品のさらなる高付加価値化・多様化が進展し、新たな需要開拓に期待
2015年のホームファッション小売市場規模は前年比102.0%の3兆5,041億円を予測する。新たな需要を開拓するために、男性向け、女性向け、子供向け、シニア向け、若年層向けや介護用途など細かくターゲットを明確化した機能性商品の多様化が進むことに加え、特に 寝装寝具分野では商品特性を説明するような第三者機関のデータや情報などをベースとした商品開発が活発化することで、新たな消費者需要が開拓されるものと考える。


【調査概要】
調査期間:2015年8月~10月
調査対象:ホームファッション業界に携わるメーカー、卸、小売業者等
調査方法:当社専門研究員による面談ヒアリング、電話取材、文献調査を併用

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[矢野経済研究所]
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