今の夫婦の気持ちや新婚時代からのギャップに関する調査(40歳~60歳既婚者対象) 

2015年11月18日
『保険クリニック』は、今の夫婦の気持ちや新婚時代からのギャップなどを、40歳から60歳の既婚男女各250人を対象にアンケート調査を実施しました。

【調査結果概要】

・40~60歳の既婚男女500人に聞いたところ、新婚時代に「戻りたくない」という回答は女性の方が多く、男性の2倍いることが分かりました。(Q1)

・70%近くの人が「新婚時代と今ではギャップ(違い)がある」と回答し、さらにそのうち約73%はそのギャップが「悪くなった」と回答していました。(Q2.Q3)

・ギャップ(違い)に感じていることの上位は、男女ともに「相手との価値観」「相手に対する自分の気持ち」「生活レベル」でした。男女で最も差がついた回答は「相手の家族関係」で女性が男性の2倍でした。(Q4)

・500人全員を対象に夫婦の家計管理の状況について聞いたところ、61.2%が「妻が管理」しており、「夫が管理」が24.4%、「別々で生活費を出し合う」が14.2%でした。そのうち新婚時代からのギャップ(Q3)の回答の内訳をみると、「夫が管理」(34.6%)、「妻が管理」(25.7%)、「別々で生活費を出し合う」(22.9%)の順に「新婚時代よりギャップ(違い)が良くなった」と回答していることが分かりました。(Q5)

・1日の夫婦の会話時間は、平均63分、約半数が30分以内と回答していました。(Q6)

・夫婦生活が上手くいくために気をつけていることは、「干渉しない」「相手を思いやる」「話し合う、話を聞く」「感謝を忘れない」「相手の家族を悪く言わない」でした。(Q7)

 ・夫婦生活を一言で表すと、「忍耐」(80人)、「幸せ・安心・愛」(56人)、「我慢」(48人)の順でした。(Q8)


【調査結果詳細】

 Q1.新婚時代に戻りたいですか。

            男性   女性
  戻りたい     21.2%  14.0%
  戻りたくない   14.8%  30.0%
  どっちでも良い  64.0%  56.0%

新婚時代に『戻りたくない』女性は、男性の2倍!
40歳~60歳までの既婚男女各250人に、新婚時代戻りたいか聞いたところ、どちらも半数以上は『どっちでも良い』と回答しました。しかし、男性は『戻りたい』が次に多いのに対し、女性は『戻りたくない』が多く、男性の『戻りたくない』と回答した人の2倍いる事が分かりました。

Q2.新婚時代と今では何かしらのギャップ(違い)がありますか。

  ある  68.8%
  ない  31.2%

約70%が『ギャップあり!』
新婚時代と今では何かしらのギャップ(違い)があるか聞いたところ、68.8%(344人)があると回答しました。
その内、男性は174人、女性は170人とどちらもほぼ同じ割合でした。

Q3.そのギャップ(違い)は良くなりましたか、悪くなりましたか 。

          男性    女性
  良くなった  30.5%  24.1%
  悪くなった  69.5%  75.9%

約73%が『こんなハズじゃなかった!』
ギャップ(違い)があると回答した344人にそのギャップ(違い)が新婚時代と比べて良くなったのか、悪くなったのか聞いたところ、72.7%(250人)が悪くなったと回答しました。性別で比較してみると、女性の方が「悪くなった」という回答が少し多く寄せられました。

Q4.ギャップ(違い)に思うことはどんな内容ですか。

               男性  女性

  生活環境         51人  46人
  生活レベル        55人  50人
  相手の容姿        43人  38人
  相手との価値観      76人  87人
  相手の家族関係      24人  48人
  自分の家族関係      22人  19人
  相手に対する自分の気持ち 70人  89人
  自分に対する相手の気持ち 54人  42人
  その他            3人    2人

相手に対する気持ち、価値観が変わった!
前問でギャップ(違い)があると回答した344人に内容を聞いてみました。
男性の1位は『相手との価値観』、2位は『相手に対する自分の気持ち』
女性の1位は『相手に対する自分の気持ち』、2位は『相手との価値観』
3位は男性、女性とも『生活レベル』でした。

Q5.夫婦の財布をどうしていますか。

  妻が管理        306人
  夫が管理        122人
  別々で生活費を出し合う   71人

  その他           1人

家計は奥様が管理!
500人全員を対象にお財布の管理をどうしているか聞いたところ、61.2%は妻が管理している事が分かりました。

               妻が管理  夫が管理  別々で生活費を出し合う
  ギャップが良くなった   25.7%   34.6%     22.9%
  ギャップが悪くなった   74.3%   65.4%     77.1%

また、管理の仕方ごとに新婚時代からのギャップ(違い)に関する回答(Q3)を見てみると、「夫が管理」(34.6%)、「妻が管理」(25.7%)、「別々で生活費を出し合う」(22.9%)の順に「新婚時代よりギャップ(違い)が良くなった」と回答していることが分かりました。
お互いに信頼を置いているからこそできる管理方法とも言えますが、夫婦の財布が別々で、相手の収入や貯蓄額または借金等が不透明になりがちな事も、将来のギャップ(違い)の生まれ方にも影響しているのかもしれません。

Q6.夫婦の1日の会話時間は何分くらいですか。

          男性   女性
  30分以内   50.4%  49.6%
  60分以内   23.6%  29.2%
  90分以内     4.0%    1.6%
  120分以内   12.8%    8.4%
  180分以内   4.8%    6.8%
  それ以上    4.4%    4.4%

平均会話時間は約63分!
1日の夫婦の会話時間を聞いたところ、平均会話時間は約63分でした。内訳をみると、1日30分以内という回答が男女ともに約半数を占めました。

Q7.結婚生活で気を付けていることはありますか。それはどんなことですか。

  ある  59.0%
  ない  41.0%

約60%は気をつけています!
500人のうち、58.4%が「結婚20年以上」にもなる”先輩夫婦”。結婚生活で、気をつけていることがあるかを聞いたところ59.0%(295人)は「ある」と回答しました。回答が多かった5つを5カ条としてまとめました。

― 夫婦生活が上手くいく5カ条 ―
1.干渉しない
2.相手を思いやる
3.話し合う、話を聞く
4.感謝を忘れない
5.相手の家族を悪く言わない

Q8.結婚生活を一言で表すと何になりますか。

  忍耐       80人
  幸せ・安心・愛  56人
  我慢       48人
  思いやり     45人
  妥協       31人
  共同生活     25人
  日常       24人
  楽しい      20人
  一心同体     19人
  空気       12人

結婚生活は「忍耐」!
最後に500人全員に結婚生活を一言で表していただきました。こちらのグラフが10位までの結果となっています。
1位から順に「忍耐」(80人)、「幸せ・安心・愛」(56人)、「我慢」(48人)、「思いやり」(45人)と続いています。
みなさんの回答を見ていると、良い事と悪い事の両方の意見が拮抗しています。また、回答の中にも「苦楽共生」など両方の要素を持つ一言を回答している方もいました。


『保険クリニック調べ』

【調査方法】
サンプル数:500人(男性250人、男性250人)
対象:40 歳~60 歳の既婚者
調査方法:Web アンケート
調査期間:2015 年11月10日~11月13日

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