「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査 

2015年11月16日
エーザイ 薬粧事業部は、本格的な受験シーズンの到来に際して、2014年度にお子様が中学受験、あるいは、高校受験を経験されたお母様500名を対象として、「先輩受験生ママの風邪・感染症等の対策」に関する意識調査を行いました。

調査からは、受験シーズンに多くのお母様が感染症対策に気を使いながらも、不安を感じている実態が明らかになりました。

【調査結果】

■ 先輩ママの風邪・感染症対策、開始時期は10~11月に集中。早めの対策が肝心との意識も?

今回の調査は、昨年、2014年度に中学・高校受験をした現中学1年生・高校1年生のお子様をお持ちのお母様を対象として、インフルエンザをはじめとする感染症や、風邪などの対策について、その実態を調べました。

はじめに、お子様が受験生だった昨年、お子様の感染症対策にいつも以上に気を使ったかどうかを聞くと、86%が「いつも以上に気を使っていた」と回答しました。お子様の対策について強く意識し、行動に移し始めたタイミングとしては、「2014年10月頃から」(20%)と、「2014年11月頃から」 (20%)が多く、お母様自身や、お父様の対策も、寒さが本格化する同タイミングから意識し始めていたようです。
実際に受験生本人の感染症対策として取り入れていたものとしてはもっとも多かったのは、「手洗い・うがいの励行」(84%)。次いで「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が続きました。
また、「十分な休息・睡眠をとらせる」(52%)、「食事を通じた栄養管理をする」(48%)なども上位にあがり、生活の基本的なポイントについても、気を使っていたことがわかります。
こうした対策について、全体の89%と約9割の人が2つ以上の対策を取り入れていたと回答しており、受験シーズンにあわせて特に気を使っていたお母様たちの想いが表われた結果だと言えます。

■ 受験生の対策費用は平均7,239円、親が自らにかける金額の1.5倍に。購入アイテム1位は「マスク」

次に、感染症や風邪の対策に購入したアイテムとかけた費用について、「受験生本人用」「お母様用」「お父様用」に分けて調べました。まず、「対策に費用をかけたアイテム」を調べたところ、受験生本人・ママ・パパ全員に関して、「マスク」が非常に多く1位に。手軽に取り入れられるアイテムとして、家族全員に活 用されていたようです。また、受験生本人に関しては、比較的高額である「加湿器」(21%)を購入した人も約5人に1人と、ここでも受験シーズンに特に注 意して対策をしている様子がうかがえます。

続いて、対策アイテムの費用を調べると、受験生本人の対策費用は平均7,239円だったのに対して、お母様の対策費用は平均4,275円、お父親様の対策費用は平均4,278円と、受験生本人と比べて約3,000円、1.5倍もの差がある結果となりました。対策費用の差を裏付ける結果として、実際に、お母様たちが特に対策を徹底させていたり、注意して対策アイテムを使用させたりなど、風邪・感染症対策の優先度がもっとも高かった相手としては、「受験生本人」(87%)が圧倒的に多く約9割に上っています。

■ 対策が十分なのかわからない…約6割の先輩ママが自己流の対策に「不安」

最後に、感染症や風邪などの対策に対しての意識についても、調査を行いました。「お子様が受験生だった年の風邪・感染症などの対策について、不安を感じたことはありますか?」と聞いたところ、58%と約6割が「ある」と回答。具体的な不安や悩みとして、2位以下を引き離して多かったのは「対策をしても十分なのかどうか判断がつかない」(69%)で、次いで「どの対策が有効なのか、優先度がわからなくなる」(32%)、「情報が多すぎて正確なものが見極められない(見極めるのが難しい)」(23%)などでした。

また、全体的な悩みとしては、「受験生本人と両親はマスクの着用を徹底していたが、兄弟がマスクをしてくれなかった」(46歳)や、「受験生の子供は予防接種、うがい、手洗いを意識させたが、他の家族はあまり実行してくれず、説得するのに気疲れした」(52歳)、「家族が非協力的だったため、イライラしてしまい、子供にあたってしまった」(51歳)などのコメントが多くあがりました。


【調査概要】
調査期間:2015年10月9日~10月16日
調査方法:インターネット調査
調査対象:2014年度に中学受験・高校受験をした、現中学1年生・高校1年生の子供を持つ母親 500名
※子供の学年別に均等割付(現中学1年生の子供を持つ母親 250名・現高校1年生の子供を持つ母親 250名)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ValuePress]
 マイページ TOP