2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 10月の活動状況 

2015年11月12日
マイナビは、2016年卒業予定の学生を対象とした「2016年卒マイナビ学生就職モニター調査 10月の活動状況」の結果を発表。なお、2016年卒の学生を対象とした「マイナビ学生就職モニター調査」は今回が最終となります。

【調査TOPICS】

▽  内定保有学生の9割以上が入社予定先企業を決定

▽ 企業に改善して欲しいことは、「選考結果に関わらず、きちんと通知して欲しい」が5割以上

▽ 内定保有者の8割以上が、内定者フォローや研修を受けたいと回答

▽ 就職活動を漢字一文字で表すと「楽」が3年連続1位。「忙」「早」が調査以来初めてランクイン


【調査結果の概要】

■ 内定保有学生の9割以上(95.2%)が入社予定先企業を決定
現在入社予定先企業を決めている学生は、内定保有学生の9割以上(95.2%)となった。決定の判断材料となった情報は、「具体的な業務内容(40.6%)」「待遇に関する情報(38.8%)」「社内の人間関係や雰囲気・風土に関する情報(36.0%)」が高い結果となった。また、入社予定先企業の理解度が比較的高く、かつ入社判断の材料となっているのは「業務内容」、「待遇」、「勤務地」の3つという結果となった。一方、判断材料となることが多いが、学生の理解度が低い情報は「社内の人間関係」だった。学生に入社意志決定を促すためには、このギャップを埋める対策が企業に求められると言える。

■ 学生が企業に改善して欲しいことは、「選考結果に関わらず、きちんと通知して欲しい(50.6%)」がトップに
就職活動を通じて企業に改善して欲しいことを聞くと「選考結果に関わらず、きちんと通知して欲しい(50.6%)」が最も多く、次いで「合否の理由を教えて欲しい(44.0%)」「採用スケジュールを公開して欲しい(38.6%)」という結果となった。学生は企業に合否やスケジュールを明確にすることを求めており、企業は、選考中や選考後も学生への配慮が必要であることがわかる。

■ 内定保有者の8割以上(80.6%)が内定者フォローや研修を受けたいと回答
内定保有者の8割以上(80.6%)が内定者フォローや研修を受けたいと回答した。理由を聞くと「入社後の仕事内容について深く知りたい(57.0%)」が最も多く、次いで「内定者同士の人間関係を深めたい(55.9%)」となった。仕事内容や人間関係の理解の場を求める学生が多いことがわかる。また、内定者フォローとして希望するものは、「内定者懇親会(39.2%)」「勉強会・グループワーク・研修(36.6%)」「先輩社員との懇親会(32.0%)」が上位となった。
また、企業を通さない内定者同士の連絡手段について聞くと「LINEでグループを作った(87.6%)」が最も多く、内定者同士のコミュニケーションツールはLINEが主流であることがわかった。

■ 就職活動を漢字一文字で表すと「楽」が3年連続1位。「忙」「早」が調査以来初めてランクイン
今年の就職活動を表す漢字は、2014年卒(2013年)から3年連続で「楽」が1位となった。5位に「忙」、7位に「早」がそれぞれ調査開始以来初めてランクインした。理由は、スケジュール変更の影響で研究や試験勉強、バイトと就職活動の両立のために「忙」しく、また8月の選考開始からは特に展開の「早」い就職活動だったことが挙げられる。また、6位の「長」も2012年卒(2011年)ぶりにランクインし、夏のインターンシップから活動している学生にとっては「長」い就職活動期間だったことがわかる。


【調査概要】
調査内容/就職活動状況の定点調査
調査方法/Web上のアンケートフォームより入力
調査期間/2015年10月28日(水)~ 2015年11月1日(日)
調査対象/2016年卒業予定の全国の大学4年生及び院2年生 モニター4,280名 有効回答率31.9%
      回答数1,365名(文系男子265名、理系男子434名、文系女子285名、理系女子381名)
※1989年からモニターアンケートを実施

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