2015年歩きスマホに関する実態調査 

2015年11月10日
MMD研究所は、20歳以上の男女647人を対象に「2015年歩きスマホに関する実態調査」を実施。

【調査結果サマリー(※一部抜粋)】

■ 「歩きスマホ」73.7%が経験あり、20・30代の半数以上が「歩きスマホ」をしていると回答

■ 「歩きスマホ」をしてぶつかったまたは怪我をした経験は21.6%、昨年度より4.1ポイント増

■ 「歩きスマホ」事故の防止を目的としたアプリや機能の認知度は22.7%

■ 「歩きスマホ専用レーン」20代の42.4%、30代の25.2%が必要と回答


【調査結果】

■ 「歩きスマホ」73.7%が経験あり、20・30代の半数以上が「歩きスマホ」をしていると回答

スマートフォンを所有する20歳以上の男女(N=647)を対象に、「歩きスマホ」について聞いたところ、「日常的に操作している」が8.7%、「時々操作している」が23.6%と合わせて32.3%の人が「歩きスマホ」をしていることがわかった。

これを年代別で見ると、「日常的に操作している」と回答した20代は23.2%、30代は15.3%、「時々操作している」と回答した20代は30.4%、30代は37.4%と合わせると20代、30代の半数が「歩きスマホ」をしていることがわかった。

■ 「歩きスマホ」をしてぶつかったまたは怪我をした経験は21.6%、昨年度より4.1ポイント増

「歩きスマホ」をしたことがある人(N=477)を対象に、「歩きスマホ」をしていて、ぶつかったまたは怪我をした経験について聞いたところ、21.6%の人が「経験がある」と回答し、昨年同様の調査と比べると4.1ポイント増加していることがわかった。

「歩きスマホ」をしてぶつかったまたは怪我をした経験があると回答した人(N=103)に経験したことを複数回答で聞いたところ最も多かった回答が63.1%で「人にぶつかった」、次いで58.3%が「ものにぶつかった」、「転んだ」が21.4%となった。

■ 「歩きスマホ」事故の防止を目的としたアプリや機能の認知度は22.7%

スマートフォンを所有する20歳以上の男女(N=647)を対象に、「歩きスマホ」事故の防止を目的としたアプリや機能について聞いたところ、22.7%の人が「知っている」と回答した。

■ 「歩きスマホ専用レーン」20代の42.4%、30代の25.2%が必要と回答

スマートフォンを所有する20歳以上の男女(N=647)を対象に、海外ですでに試験的に導入されている、歩きながらスマートフォンを触る人専用の歩道「歩きスマホ専用レーン」は必要かという質問をしたところ、19.9%の人が「必要」と回答した。年代別でみると、「歩きスマホ」をすることが多いと回答した20代(N=125)の42.4%、30代(N=131)の25.2%が「歩きスマホ専用レーン」を必要と思っていることがわかった。


【調査概要】
調査期間:2015年10月30日~10月31日
有効回答:647人
調査方法:インターネット調査
調査対象:スマートフォンを所有する20歳以上の男女

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[MMD研究所]
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