手帳活用に関する調査(20代~50代ビジネスパーソン男女対象) 

2015年11月10日
スリーエム ジャパンは、本格的な手帳の買い替えシーズン到来を前に、手帳を1年以上使っている20代~50代のビジネスパーソン男女600名を対象に「手帳活用に関する調査」を実施。

世はデジタル時代、しかし手帳はアナログ派が主流
ビジネスシーンにおいてデジタルツールが仕事の効率化をサポートしていますが、手帳に関してはアナログ(=紙)派が主流をしめています。そこで、今回の調査は「『紙の手帳』の活用価値と課題」にフォーカスしました。紙の手帳ユーザーの75.3%が手帳を「スケジュール管理」に活用し、どこでもすぐにメモできる「手軽さ」に最も価値を見出していることが明らかになりました。

一方で、課題には「書き直しづらさ」「書けるスペースの不足」など、『紙』だからこそ抱いてしまう不満点が挙げられ、手帳ユーザーの62.6%が「イラッとする瞬間がある」と回答するなど、いざという時に、書く場所に困ってしまうといったユーザー像が浮き彫りになり、メモを書き残すといった『紙の手帳』の本質的な役割を拡張していく必要が垣間見える調査結果となりました。

【調査結果トピックス】

①「スケジュール管理ツール」としての手帳活用が主流
 「手軽さ」「自由さ」「見返しやすさ」が『紙』ならではの良いところがトップ3に

②“書き場所の不足”が紙の手帳利用のストレスに。
 手帳ユーザー6割が「書けるスペースが足りなくてイライラする」と回答

③手帳使いの新トレンドに“拡張”あり!? 約3人に1人が手帳と「ふせん」をセットで活用
 ふせんに求めるのは「大きさ」「粘着力」「はがしやすさ」

【調査結果】

①「スケジュール管理」はアナログ派が主流

本調査対象者となるビジネスパーソン男女600名全員に対し、『紙の手帳』の用途について尋ねたところ、「仕事のスケジュール管理」75.3%、「プ ライベートのスケジュール管理」71.8%と、7割以上が「スケジュール管理ツール」として活用していることが分かりました。

また、本調査において「『デジタルの手帳』も併用している」と答えたのは600人中227人(37.8%)でした。生活者の価値観の多様化に伴い、ビジネスシーンはもとよりライフスタイルもデジタルが占めている昨今、手帳に関してはアナログ派が優位を保っています。
本調査対象者全員に『紙の手帳』を使う理由について聞くと、「文字を打ち込むよりも書くほうが手軽だから」56.3%、「自由に書きたいことが書けるから」49.8%、「過去のスケジュールなど、めくるだけで確認できるから」34.5%など、アナログならではの手軽さ、自由度の高さを評価する手帳ユーザーの多さが際立つ結果となりました。

②紙の手帳ユーザーの6割が感じる不満

『紙の手帳』を使用する際のストレスについて調査しました。手帳利用時に「ストレスに感じるポイントがある」と回答した手帳ユーザー416名(69.3%)に対し、その具体的なポイントについて尋ねたところ、「書き間違いで汚くなる」に次いで30.8%が「書けるスペースが足りなくなる」「書けるスペースが決まっている」と回答しました 。さらに、本調査対象者全員に対し、実際に「スペースが足りなくなって、イライラする・不満を感じる瞬間があるか」を聞いたところ、全体の62.6%が「ある」と答えました。「いざ書きたい時に書けない」といったストレスは、『紙の手帳』の潜在的な課題と言えるかもしれません。その他、「どこに書いたかわからなくなる」「毎年使わないページがある」などの意見も挙げられました。

③紙の手帳使いの新トレンドに「拡張」あり!?

本調査対象者全員に「『紙の手帳』と一緒に使っている文房具は何ですか?」と聞いたところ、書き込みに必須なペン類に続き、約3人に1人が「ふせん」を用いていることが分かりました。

そのふせんに求める条件には「大きさ」62.6%、「繰り返し貼り直せる粘着力」55.5%、「はがしやすさ」37.9%、「見た目の良さ(デザイン/色)」30.2%が挙げられました。

また、一度手帳に貼った「ふせん」をそのまま貼り続けておく手帳ユーザーは24.7%と少なく、75.3%が「貼り直したり、移動させたりする」と回答し、「予定が流動的に変わるから」「ごちゃごちゃするのが嫌だから」といった意見が数多く挙げられました。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
 マイページ TOP