平成28年4月電力小売自由化での変更先調査(東京、大阪) 

2015年11月10日
グリーン・シップは、平成28年4月に全面自由化される電力小売の主戦場である東京と大阪居住の一般世帯において変更する意思、変更先予定、選定重視項目等についてアンケートを実施。

【調査結果概要】

東京、大阪共に4月以降に電力会社の変更を予定している世帯は「できるだけ早く、いずれは変更」「変更する予定ない」「わからない」が1/3ずつ。現時点で3割が変更するとの回答。
変更先は、東京は「東京ガス」、大阪は「大阪ガス」が高い。
月額電気料金15,000円超世帯は「まだ決めていない」が6割と平均に比べ高く、変更先選定に重視するのは「安さ」「再生可能エネルギーを多く利用」、「サービス品質が高く保守充実」の3項目

【調査結果】

■東京23区

①変更予定は「できるだけ早く、いずれは変更」32.5%「変更する予定ない」36%
「わからない」31.4%。現時点で3割が変更するとの回答。
月額電気代2万以上の世帯は「変更予定」50.1%と高い。

②変更先は「まだ決めていない」47.9%、「東京ガス」16.6%、「変えるつもりはない」13.1%、「通信、ケーブル会社」8.7%が続いて多い。すでに口座あり会社が強い状況。
男女別では男性「通信ケーブル会社」11.5%、女性「まだ決めていない」59.3%高い。
年代別では30代「通信ケーブル会社」、40代・50代・60代「東京ガス」、70代以上「変えるつもりない」27.8%が高い。

③選定で重視する項目は「料金の安さ」35%、「サービス品質高く保守充実」15.0%、「再生可能エネルギー多く利用」14.5%と続く。
男女別では男性が「安さ」高く、女性は「再生可能エネルギー多く利用」高い。
年代別では30代50代「再生可能エネルギー多く利用」高く、40代60代は「サービス品質高く保守充実」高い。

■大阪市

① 変更予定は「できるだけ早く、いずれは変更」31.4%「変更する予定ない」34.8%
「わからない」33.8%とほぼ東京と同じ。
月額電気代2万以上の世帯は「変更予定」20.8%、「わからない」54.2%と東京と比べて慎重派が多い。

④変更先は「まだ決めていない」46.2%、「大阪ガス」19.7%、「変えるつもりはない」19.9%、「通信会社」5.6%が続いて多い。やはり変更先は都市ガス強い。
男女別では男性「通信会社」7.9%と女性に比べて高い。
年代別では30代「通信ケーブル会社」12.5%、40代・60代「大阪ガス」2割強、70代以上「変えるつもりない」34%が高い。

⑤選定で重視する項目は「料金の安さ」が34.8%、「サービス品質高く保守充実」10.8%、「生活パターンにあったサービス料金」9.3%、「再生可能エネルギー多く利用」8.1%が続く。東京に比べて「再生可能エネルギー多く利用」は5%低い。
年代別では40代50代「安さ」4割強、30代60代「再生可能エネルギー多く利用」比較的高く、70代「地元の会社」9.8%と年代により異なる。


【調査概要】
調査方法:アウトバウンドIVR調査(ロボットコール調査)
調査時期:平成27年11月8日(日)9:00~20:00
調査地域:東京23区全域、大阪市全域
調査対象:RDD無作為抽出
サンプル数:東京23区(566件)、大阪市(517件)

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[グリーン・シップ]
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