ビジネスシーンにおけるネイル意識調査(20代から50代の働く男女と管理職対象) 

2015年11月09日
日本ネイリスト協会(JNA)は、11月11日の「ネイルの日」に向けて、全国の20代から50代の働く男女1,000名と管理職250名の計1,250名を対象に「ビジネスシーンにおけるネイル意識調査」を実施。

この調査を通じて、ビジネスシーンでは、“ネイルケア*1”をしていない状態の悪い爪や、派手すぎる“ネイル・ネイルアート*2”に対してネガティブな印象を持った経験のある人が4割以上おり、しっかりと“ネイルケア*1を行っている爪”や、落ち着いた色味のシンプルなネイルに対しての好感度が高く、職場でのイメージアップに繋がることが判明しました。さらに、6割近くの管理職が、職場でのネイルは以前と比べて寛容になってきていると感じており、ネイルが身だしなみの一部としてビジネスシーンでも受け入れられ、今後さらに広がっていくことが示唆される結果となりました。

*1 ネイルケア:爪の長さを整える、甘皮を処理する、爪の表面を磨くなど、指先を整えるケアのこと。
*2 ネイル・ネイルアート:カラーリング、ジェルネイル、アートなどで、爪をおしゃれに飾ること。

【調査結果 概要】

■ネイルケアをしていない指先はイメージダウンに!「ケア&シンプル」が好印象のカギ
ビジネスシーンで最も支持率の高い女性の指先は、「ネイルケア&シンプルネイル(85.4%)」で、男性の場合も、ネイルケアや磨いたクリアな爪が44%と、男女ともに、職場ではきちんとケアをしている爪や、落ち着いた色味のシンプルなネイルに対して良い印象を持たれることがわかりました。さらに、名刺交換や会食、接客時など様々なビジネスシーンにおいて、相手の指先に悪い印象を持ったことのある人は約4割(42.8%)おり、部下を持つ「女性管理職(55.2%)」や「宿泊業(52.6%)」、「飲食サービス業(54.1%)」に従事している人たちが、特に厳しい目線で相手の指先をチェックしている傾向が見られました。この結果から、身だしなみや清潔感など、見た目の印象が大切となるビジネスの現場では、きちんとケアをした指先がイメージアップに繋がることがうかがえます。

■ネイルの自由度が高い「デスクワーク」、許容範囲の低い「サービス業」
実際に職場でどのようなネイルが許容されているのかを聞いてみると、約半数の人が「短く切りそろえた巣の爪(50.6%)」と回答し、ネイルケアに対する好感度が高かったことに対して、職場での現状はまだまだネイルに対しての許容度が低いということがわかりました。さらに、カラフルでネイルアートを施したデザイン性の高いネイルが許容されている割合の高い職種は、1位が「事務職」、2位が「専門・技術職」とデスクワークの人に多い一方で、最も許容度の低い職種は「サービス職」という結果となり、接客するシーンの多い職場においては、いわゆる“派手”に見えるデザイン性の高いネイルは認められていない傾向であることがわかりました。

■きちんとネイルケアをした指先は管理職にも好印象。管理職自身もネイルケアに熱心
管理職の6割(65.2%)が、以前に比べて職場でのネイルケアやネイルが寛容になっていると感じており、特にネイルケアをしている社員に対しては、1位「身だしなみがきちんとしている(41.6%)」、2位「清潔感がある(32.0%)」、3位「オシャレ(24.8%)」と全体的に良い印象を持っていることがわかりました。また、女性管理職は半数以上(52.0%)が常にネイルケアやネイルを施しており、男女を通しても「ネイルサロンに通っている(34.7%)」人が3割以上と、管理職自身が指先のケアに熱心なことがうかがえます。

■男性もネイルケアは当然の時代に?!20代男子、身だしなみとして4人に1人がネイルケア
男性の指先について見てみると、ビジネスシーンでの許容範囲は1位が「磨いたクリアな爪(43.4%)」、2位が「ネイルケアをしている爪(42.0%)」と、甘皮処理や爪を磨くなどのネイルケアが4割以上の職場で許容されているようです。特徴的だったのは20代の男性で、4人に1人(25.8%)がネイルケアを取り入れており、そのうちの3割以上(34.3%)が、ネイルを「身だしなみを整える」指先のケアと捉え、特に指先への意識が高い世代であるということがわかりました。


「日本ネイリスト協会 調べ」

【調査概要】
調査期間:2015年10月20日(火) ~ 2015年10月21日(水)
方法:インターネット調査 機関:株式会社マクロミル
対象:全国20~50代有職者一般職女性 計1,000名、全国20~50代有職管理職男女 計250名

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[PRTIMES]
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