ハロウィンとお酒に関する調査 

2015年10月19日
酒文化研究所は酒飲み1000人に聞く「酒飲みのミカタ」を発表。今回のテーマは、

「ハロウィンでお酒を飲みますか」です。昨年のハロウィンの経済効果は1100億円あると試算され、金額規模ではクリスマスに次ぐ季節行事と言われています。この行事は日本にもともとあった秋の収穫祭やコスプレブームなどをうまく取り入れて日本独自の発達をしてきています。このイベントに酒飲みとしてはどのように参加したいかを聞いてみました。(回答者は『さけ通信』の読者モニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が七割以上の酒のヘビーユーザーかつ酒への関心の高い方です)

【調査結果】

ハロウィンに参加したい人は3割弱

ハロウィンの知名度は昨年の調査で9割を超え、今は100%に近いことでしょう。「ハロウィンの由来をご存知ですか」と聞いたところ詳しく知っている人は8%、ある程度知っているが51%で、わからないが41%でした。よくわからないけど、楽しそうに扮装して騒ぐイベントというのが多くの人のイメージなのでしょう。過去に自分や家族がハロウィンパーティ(イベント)に参加したという人は12%でした。ここ数年急に盛り上がってきていますから、テレビ番組やニュースでみただけという人も多そうです。
今年はハロウィンの10月末日が土曜日ですし、テレビでも遊園地などのイベントがよく取り上げられています。そんな影響もあってか、今年の意向を伺うとイベントやパーティに参加したい人が27%に達しました。
参加したい人が具体的にやってみたいことは、「仮装パレードを見に行く」11%、「仮装を用意してパーティに参加」9%、「自宅でハロウィンパーティ(宴会)」7%で、ハロウィンといえば仮装というつながりは強いです。ちなみにやってみたい仮装では「映画の登場人物」「ドラキュラ」「魔女」が人気を集めています。

◆参加したい人の意見
「知人の居酒屋で仮装パーティに参加します。初めてですが楽しみです。こういったイベントで友達が増えることは良いです」(50代男性)
「自分も季節限定モノに弱いのでわくわくしてきます。日本人の嗜好をうまくつかんでいると思う」(50代女性)
「長年アメリカでハロウィンを過ごしてきました。今年は日本にいるのでこちらの盛り上がりを楽しみにしています。どこかのハロウィンパレードを見に行きたい」(50代男性)
「本来の由来はともかく、行事にかこつけて飲み食いするだけでも楽しい」(50代女性)
「今年は何もしないと思いますが、近年中にドはまりしそうな予感があります」(40代男性)

ワインなど非日常性のある酒を飲みたい

本来は、子供が中心の家庭や地域のイベントでしたが、日本では仮装パレード、イベントとして広がり、大人が楽しむものとなっています。飲んでみたいお酒ではスパークリングワインがトップで、非日常的なイベントという傾向が強く出ています。他にもイベントには参加しなくても、ハロウィンにかこつけて楽しく飲みたいという意見も多く、せっかくだからハロウィン用にデザインされたお酒を飲みたいという人も三分の一ほどありました。昔流行った酒飲み音頭歌詞が「10月はハロウィンで酒が飲めるぞ~」に変わる日も近そうです。

◆ハロウィンで飲んでみたいお酒の意見
「恵方巻の丸かぶりと同じ。最近のイベントとの中では一番盛り上がりそう。せっかくだから赤ワインを飲みますか」(50代男性)
「去年からママ友と家でパーティしています。お酒はスパークリングワインやカクテルなどあまり飲めない人でも楽しめるおしゃれなものを用意するつもり」(50代女性)
「なまはげの外国版と勝手に解釈して、日本酒飲む日にしちゃいます」(40代男性)
「かこつけて友人と飲むと思いますが、せっかくだからハロウィンらしい酒を飲みますか」(30代男性)


【調査概要】
調査時期2015年10月8日(木)~2015年10月13日(火)
調査対象酒文化研究所の酒好きモニター(N=1693)
有効回答133(回答率8%)
調査方法インターネットによる自記入式アンケート調査

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