全国ご当地お米人気投票 

2015年10月20日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、いつものお買い物に役立つ情報を発信するレシートポータルサイト「RECEIPO(レシーポ)」で2015年10月6日~10月12日にかけて「全国ご当地お米人気投票」を実施。

【調査結果】

■よく食べるお米のブランドは「コシヒカリ」が1位

日本人の主食であるお米に着目。全国の消費者によく食べるお米のブランドと「我が家のおにぎりの具といえばコレ!」というお米のブランドとおにぎりの具について人気投票を実施しました。

その結果全投票数2,394票のうち、最も票を集めたお米のブランドは、「コシヒカリ」で950票(39.7%)と約4割近くの方がよく食べるお米のブランドとしてコシヒカリを選びました。2位は「あきたこまち」で385票(16.1%)、3位は「ひとめぼれ」で172票(7.2%)と上位3つはやはりメジャーなブランドが占めました。
一方、よく食べるお米のブランドを投票者の出身県別に見ると、北海道では「ななつぼし」が1位に、青森県では「つがるロマン」が、秋田県では「あきたこまち」が、山形県では「つや姫」が、宮城県・岩手県では「ひとめぼれ」が1位になるなど、東北・北海道エリアではその地域で生産されるお米のブランドがトップでした。
また九州エリアでは宮崎県で誕生した「ヒノヒカリ」を選ぶ方が全国平均(3.6%)に対して高く(19.4%)、地元のお米ブランドとして人気を得ていることがわかりました。

■人気のおにぎりの具は「鮭」が1位、「梅干し」が2位

おにぎりの具については、1位は「鮭」で651票(27.2%)、2位には僅差で「梅干し」が622票(26.0%)でした。
3位は上位2つから少し離れましたが「昆布」で201票(8.4%)、4位は「おかか」で164票(6.9%)、5位は「生明太子」で145票(6.1%)でした。
地域ごとにおにぎりの特徴を見ると、宮城県では仙台味噌をおにぎりに塗って焼く焼きおにぎりについてのコメントや、和歌山県では高菜の浅漬の葉でくるんだおにぎり「めはりずし」についてのコメント、佐賀県では高菜を刻んで炒めておにぎりの具にするなど地域ごとに独自性のあるおにぎりについてのコメントが多数見られました。
また、おにぎりの具ではありませんが、近畿地方では俵型のおにぎりが定番と答えた方が全国平均(7.2%)よりも高く(18.8%)、中でも奈良県では3割以上の人がおにぎりといえば三角形ではなく俵型と回答しました。コンビニエンスストア等に並ぶおにぎりが三角形が多いことから、おにぎりといえば三角形をイメージしやすいですが、元々関西では俵型のおにぎりが主流だったようで、各家庭で握るおにぎりの形にも昔の名残があるようです。
投票者のおにぎりにまつわるエピソードを見ると、以下のように出身地で傾向が出たり、「その家独自のおにぎり物語」があったりする等、おにぎりへのこだわりが多数寄せられました。

■山形県出身・30代・女性
「山形の地方では漬物をおにぎりの具に入れたりします。晩菊のつけもの、たくあんを細切りしたものがあります。あとは、だだちゃ豆のおにぎりは最高に美味しいです。豆の歯応えがとてもいいです。」

■茨城県出身・40代・男性
「うちでは、納豆のおにぎりを作ります。普通の納豆でもおいしいですが、そぼろ納豆を使っています。そぼろ納豆っていうのは、納豆にたくあんが入っている納豆のことです。納豆にたくあんの食感や塩味が加わりおにぎりが一段とおいしくなりますよ!」

■福井県出身・50代・女性
「福井県の生まれです。子供の頃はおにぎりは、遠足や運動会のお弁当で食べましたが、それ以外にお正月(元旦)にお赤飯で作ったおにぎりを家族分作って、元旦に家族そろって食べました。私はそれが普通だと思っていたのですが、東京出身の夫と結婚して福井県の一部の地方だけに伝わる風習だということが分かりました。ちなみに我が家では、毎正月にお赤飯のおにぎりを作って食べています。」


【調査概要】
地域:全国
調査方法:ネットアンケート
調査日:2015年10月6日 ~10月12日
投票数:2,394票
性別比率:男性34.5%、女性65.5%
世代比率: 20代以下10.9%、30代22.8%、40代 31.4%、50代 23.0%、60代以上11.9%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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