スマートフォンのリスクとセキュリティに関する意識調査 

2015年10月14日
奇虎360(Qihoo 360 Technology)グループの360モバイル・セキュリティ・リミテッドは、全国のスマートフォン所有者1,000人を対象にスマートフォンのリスクとセキュリティに関する意識調査を実施。

その結果、スマートフォンを利用していて何らかの危険やリスクを感じたことがある人は全体の84.7%にのぼることが明らかになりました。また、スマートフォンのセキュリティがしっかりしていそうな芸能人・タレントといえば誰が思い浮かぶかを質問したところ、1位は坂上忍さん、2位は櫻井翔さん、3位は有吉弘行さんという結果になりました。

●スマホで何らかの危険やリスクを感じたことがある人は全体の84.7%
スマートフォンを利用していて、全体の84.7%にのぼる人が何らかの危険やリスクを感じていることが明らかになりました。「端末の紛失・盗難」「ワンクリック詐欺」「スマートフォン内の情報を他人に見られる」などさまざまな形で危険性を感じていることがわかりました。

また、セキュリティアプリの利用有無について質問したところ、利用率は43.5%という結果でした。多くのユーザーが危険・リスクを感じていながらも、その半数以上がセキュリティアプリによる対策を行っていないということが浮き彫りとなりました。

●10代は「スマホを他人に見られる」「SNSで個人情報が公開される」危険性の高さが際立つ
スマートフォンを利用していてどのような危険やリスクを感じたことがあるかを聞いたところ、全体の傾向では「端末の紛失・盗難(26.8%)」「ワンクリック詐欺(26.4%)」が多く回答を集めました。年代別に見ると10代では「スマートフォン内の情報を他人に見られる(35.0%)」「SNSで個人情報などが公開される(30.0%)」と回答する人は他の年代に比べて突出して多いことがわかります。

スマートフォンの利用方法を見ると、全体の傾向では「メール(74.0%)」「電話(72.3%)」「SNS(69.0%)」という結果でした。

スマートフォンの利用方法を年代別に見ると、やはり10代が他の年代とは異なる傾向を持っていることがわかります。10代のスマートフォン利用は「SNS(92.0%)」「音楽を聴く(68.5%)」「動画を見る(66.0%)」という結果です。10代にとってはスマートフォンとはSNSでコミュニケーションや情報発信を行い、音楽や動画を楽しむためのデバイスであることが伺えます。

「スマートフォンを利用していて感じたことのある危険性」について、10代は「SNSで個人情報などが公開される」と回答する人が他の年代に比べて多くいました。SNSの利用率が群を抜いて高い10代にとっては、見られたくない自分の情報がSNSを通じて公開されてしまうリスクも抱えていることが分かります。

●若年層の4人に1人が「恋人や友人のスマホの中身を見てみたい」と回答
「スマートフォン内の情報を他人に見られてしまう」というリスクに関連して、恋人・配偶者また友人・知人のスマートフォンの中身を見てみたいと思うかについて質問を行いました。その結果、10代は他の年代に比べて「恋人・配偶者のスマートフォンの中身を見てみたい(26.5%)」「友人・知人のスマートフォンの中身を見てみたい(27.5%)」と答える人が多い傾向にありました。若年層の4人に1人は、他人のスマートフォンの中身を見てみたいと考えているようです。

「スマートフォンを利用していて感じたことのある危険性」について、10代は「スマートフォン内の情報を他人に見られる」と答えた人の割合が他の年代に比べて多くいました。10代は「人のスマートフォンを見てみたい」と思う人の割合が多いので、実際にこのようなリスクを感じることも多くなってしまうと推察できます。

●スマホのセキュリティがしっかりしていそうな人 1位は坂上忍さん!
スマートフォンのセキュリティがしっかりしていそうな芸能人・タレントといえば誰が思い浮かぶか質問したところ、1位は坂上忍さん、2位は櫻井翔さん、3位は有吉弘行さんという結果になりました。坂上忍さんは「几帳面」や「潔癖症」、櫻井翔さんは「きっちりしていそう」「しっかりしていそう」というイメージに基づいて選ばれているようです。なお、坂上忍さんは、2015年9月8日に発表した「スマートフォンを利用していてストレスがたまっていそうな有名人ランキング」でも1位を獲得しています。
また、6位の土田晃之さん、7位の劇団ひとりさんは「家電芸人」としての側面がこの結果に反映されていることがわかります。トップ10の中で唯一の女性タレントだったのがベッキーさん。櫻井翔さんと同じように「しっかり者」というイメージが表れているようです。


【調査概要】
調査内容:スマートフォンのリスクとセキュリティに関する意識調査
調査期間:2015年8月13日~17日
調査方法:インターネット調査
調査対象:16歳以上のスマートフォンを所有している全国の男女
有効回答者数:1,000人
(10代、20代、30代、40代、50代以上、それぞれ男女100人ずつ)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[PRTIMES]
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