「今注目したい酒造」ランキング2015 

2015年10月14日
日本酒のコンシェルジュ型通販サービスGonomeeを運営するスリー・ボックスは、総勢150名の蔵元や唎酒師、そして飲食店オーナーを対象に、「今注目したい酒造」についてアンケート調査を行いました。

【調査結果】

1位: 新政酒造 (代表銘柄: 新政)
「観察され研究され尽くされた生酛」
「社長交代で独自路線をひらき6号酵母の特徴をいかした造り」
「伝来の酵母に新しい酒造りを加え新境地を開きつつある。今後を背負う酒を期待」

2位: 平和酒造 (代表銘柄: 紀土)
「視点が高く、新世代の酒蔵経営のリーダーである」
「地元の若者の雇用と地元の未来を考える山本専務。若い力と新しい考えで醸造を行っている。地方若手の先導者」
「(他酒造の)次世代蔵元さんたちを引っ張る若手蔵元さんと、共に頑張る20代の若手蔵人さんの成長がすごいと思う」

3位: せんきん (代表銘柄: 仙禽)
「ドメーヌ化による酒造りと酸へのこだわり」
「ドメーヌのコンセプトを取り入れ、独自の観点を持った蔵。同じ水で米を育て、お酒を仕込んでいる」
「ワインソムリエらしい酸へのこだわりと独自の視点で蔵を立て直した。これからの展開が楽しみ」

4位: 萩野酒造 (代表銘柄: 萩の鶴)
「しっとりとした酸味と旨み」
「萩の鶴の優しい酒は、ぬる燗にして、だらだらずっと飲めてしまう。この癒し系、大好きです」
「眼鏡専用酒を造るなど、商品の発想がおもしろい」

5位: 赤武酒造 (代表銘柄: 浜娘)
「若き杜氏(23歳)が醸すお酒が、天才的で素晴らしい!震災を乗り越えた姿にも、エールを送りたい!」
「まだ20代前半の息子くんが手がける銘柄。震災で蔵も流された岩手県大槌町の蔵元が盛岡に移転して復活蔵で取り組む、新銘柄がどのように育つか期待」
「最年少杜氏がつくる銘柄『AKABU』が注目されている」

次点

清水清三郎商店 (代表銘柄: 作、鈴鹿川)
「透明感がある今風の酒質で、幅広い層から人気を集めている」
「大吟醸はもちろん、純米酒の質もとても良く、非常に高いレベルでお酒を造っている。杜氏は今年の能登杜氏自醸清酒品評会で最優秀賞を受賞するほどの実力」

井上清吉商店 (代表銘柄: 澤姫)
「フレッシュな酒質で、蔵元が人間的に面白い」
「インターナショナルワインチャレンジ2010において、サケ部門でチャンピオン・サケを獲得するなど若手の杜氏が酒造りを牽引。ひやおろしは芳醇な香りとスッキリとした味わいの酒でした」

天山酒造 (代表銘柄: 七田)
「社長の七田さんはよく海外に行かれていますが、今後の海外展開での広がりも気になる」
「代替わり後、若い息吹の『七田』が美味しい。西の勇として今後に期待」

曙酒造 (代表銘柄: 天明、一生青春)
「若手の杜氏が率いる若いチームの成長とともに、酒質がしっかりと向上している」
「一言で言うと個性的。旨味と酸へのこだわりが秀逸」

今西酒造 (代表銘柄: みむろ杉)
「最近の酒の質の上がり方は、注目度大!きれいでありながら、しっかりと乗ってくる味に感動!これからも目が離せない!」
「若手蔵で、今年から特に評判がよい」


【調査概要】
調査方法: インターネットと電話を利用したアンケート調査
調査対象者: 日本酒に関する知識が豊富な蔵元や唎酒師、飲食店オーナー150名
調査期間: 9月28日(月) ~ 10月9日(金)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Gonomee]
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