住まいに関するアンケート調査(30代~60代男女対象) 

2015年10月07日
ニフティが提供する不動産情報の総合サイト「@nifty不動産」では、住まいに関するアンケート調査を実施。
調査結果から、「リノベーション」の本格的な普及はこれからと言えるものの、女性からの興味が高いことや、“子育て世帯”は住まいに求める条件として「間取り」や「部屋数」を重視する傾向が強いことなどが分かりました。

【調査結果トピックス】

1.女性の方が流行に敏感?男性より「リノベーション」に興味あり

2.子どもも自分も快適に。“子育て世帯”が重視するのは「間取り」と「部屋数」

3.環境よりも利便性。住環境は周辺施設や交通の便を重視する傾向に


【調査結果要旨】

1. 女性の方が流行に敏感?男性より「リノベーション」に興味あり

既存の建物に改修工事を行い、より付加価値の高い物件に作り変える「リノベーション」についての興味を尋ねたところ、興味があると回答した人は全体の27.9%となりました。少しずつ盛り上がりを見せているリノベーションですが、本格的な普及はこれからと言えそうです。
回答を男女別に見てみると、「興味がある」と回答したのは女性で34.2%、男性で21.7%となり、男性より女性の方がリノベーションに肯定的であることも分かりました。
「興味がある」と回答した理由については、「新築ほど予算が必要ではないし、自分の好きな間取りにすることができる」(50代女性)といった、好みとコスト面での理由を挙げる人が多い中、「最近よくテレビなどでも見かけるので興味がわいた」(40代男性)など、テレビ番組からの影響を挙げる人もいました。

2. 子どもも自分も快適に。“子育て世帯”が重視するのは「間取り」と「部屋数」

「住まいを選ぶ際に重視する、設備についての条件を教えてください」の問いに対しては、「広さ」(58.3%)、「収納量」(57.9%)、「間取り」(48.8%)が上位となりました。
一方、小学生までの子どもを持つ“子育て世帯”の回答に絞って見ると、「間取り」(70.7%)、「収納量」(65.9%)、「広さ」(63.4%)の順となり、「間取り」への要望が高いことが分かりました。また、4位に挙げられている「部屋数」(61.0%)への要望も、全体(41.3%)より高くなっています。
「間取り」と「部屋数」を重視する理由としては「子供がいるので自分の部屋と分けて使える」(30代男性、「間取り」「部屋数」を重視)、「子供が大きくなった時に子供部屋が必要になる」(30代女性、「部屋数」を重視)などが挙げられ、子どもの成長を見据えつつ、家族が快適に暮らせる住まいを求めていると言えそうです。

3. 環境よりも利便性。住環境は周辺施設や交通の便を重視する傾向に

「住まいを選ぶ際に重視する、住環境についての条件を教えてください」の問いに対しては、「周辺環境(スーパー、医療施設など)」(62.1%)、「交通の利便性」(60.0%)、「日当たり」(50.0%)が上位となりました。「騒音がない」(35.8%)、「風通し」(30.0%)、「夜間の雰囲気」(25.0%)といった環境の良さよりも、日々の買い物や外出の利便性を求める人が多いようです。


【調査概要】
調査対象:30代~60代の男女240名(年代、性別ごとに均等割り付け)
調査期間:2015年6月25日(木)~8月20日(木)
調査方法:インターネットによるアンケート調査

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[ニフティ]
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