EDの治療法に関する調査 

2015年09月25日
浜松町第一クリニックは、「EDの治療法に関する調査」を行いました。
調査の結果明らかになったのは、結構な割合の人がED治療のためにインターネットを通じて薬を購入してしまっているという現状や、インターネットで得た知識だけでED治療法に対する知識が得られたと思い込んでいる「にわかED治療法マニア」が増加しているという現状です。

【調査結果サマリー】

・ED対策はそもそも行ってもいない人が過半数。その他通院、Webで薬を購入、と続く

・危険なWebでの治療薬購入に手を染めてしまった理由は「効き目がありそう」や「安い」といった理由

・EDによって起きる悪影響は「自信の喪失」「恥ずかしさを常に感じる」「パートナーとの不仲」

・EDの対処法をネットで身につけたと思い込んでいる「にわかED治療法マニア」が多い?

・ED対処のために通院をしたことがある人は20%以下!病院に対する誤ったイメージの流布が原因か


【調査結果詳細】

◆ED対策はそもそも行ってもいない人が過半数。その他通院、Webで薬を購入、と続く

EDに苦しんでいる人は、これまでにどういった対策をとってきたのでしょうか。最多は、「何もしていない」で56%でした。EDはさまざまな要因で起きるものですが、ストレスや血流の問題とはいえ何がしかの対策を打たない限りは、もちろん快方には向かいません。続いて多かったのは「通院」で16.4%。EDを「病気」と捉え、適切な対応をとれている人が結構いるということがうかがえます。
わずかな差で3番目に入ったのが「Webで薬の購入」の16%。手軽さや、情報の入手のしやすさから安易にWebで薬を購入してしまっている人が多いようです。しかし、実際はWebでの薬の購入は、非常に危険です。そもそも自分の病状に合わせた薬を選別することが困難な上に、病院で購入する薬より安値で手に入れられたとしても、効果効能のある成分が全く入っていない偽物の薬をつかまされてしまうリスクすらあります。

◆危険なWebでの治療薬購入に手を染めてしまった理由は「効き目がありそう」や「安い」といった理由

非常に危険なものや効果のないものを掴まされてしまうリスクを多分に含んだ、Webでの薬の購入。どういったきっかけで、ついWebで買ってしまうのでしょうか。最多は「効き目がありそうだったから」で51.3%。Webで薬を販売しているサイトの中には、怪しい体験談や、合っているのか合っていないのかわからない成分についての記述などが大量に含まれており、こういった悪意のある誤情報に騙されて、購入してしまっている人が多いという実態が明らかになりました。続いて多かったのが「安かったから」で45%。病院で正式なルートで購入するよりも、確かにWebの方が安く入手することはできますが、その安さはきちんとした裏づけや安心感がないことによって作り出された安さです。こと専門性の問われるED治療薬に関しては、「安かろう悪かろう」であることが非常に多いため、極端に安い薬には注意が必要です。

◆EDによって起きる悪影響は「自信の喪失」「恥ずかしさを常に感じる」「パートナーとの不仲」

そもそも対策を打っていなかったり、Webで効果のない薬を掴まされてしまったりと、ED治療をうまく行えていない人がいるということが明らかになりましたが、EDが直らないことによって、どのような弊害が生じているのでしょうか。最多は「自信の喪失」で、実に68.2%もの人が苛まれているということが明らかになりました。勃起不全は「自分はもうだめなのか」「男として終わっているのか」という思いを生み、結果として自信の喪失に繋がってしまっているようです。
2番目に多かったのは、「恥ずかしさを常に感じる」で24.2%。EDは疾患の一つや、一種の老化であり、恥じる必要は何一つないのですが、適切な知識がないために必要以上に落ち込んでしまったり、「男としてだめだ」と思い込んでしまったりしている人も多いということが読み取れます。
僅差で3番目に入ったのが「パートナーとの不仲」で22.2%。性交渉は、単なる子作りのための行為ではなく、重要なコミュニケーションの手段です。性交渉が上手くいかないと、「もう私ではだめなのか」といった誤解を妻に与える可能性があったり、男性側が「もう妻ではダメだな・・・」と思ってしまったりする可能性があります。ED治療を行わないことは、夫婦間のコミュニケーションの破綻にも繋がりかねない重大な事案です。

◆EDの対処法をネットで身につけたと思い込んでる「にわかED治療法マニア」が多い?

治療をそもそも行っていない人や、様々な方法でED対策を行っている人が多いという結果が出ました。実際、ED患者は対処法についてどの程度の知識を持っていると感じているのでしょうか。質問してみたところ、「とてもあると思う」が5.6%、「まぁまぁあると思う」が19.2%、「少しあると思う」が20.8%と、5割弱の人々が、EDについて多少は知識がある、と思っているという実態が明らかになりました。
対処法について知識を持っている人が結構いるという結果が出ましたが、どういった方法で知識を身につけたのでしょうか。圧倒的に多かったのは「インターネットで調べた」で75.2%。偏にインターネットで身につけた知識といっても、たとえばED治療を専門に行っているクリニックがWebサイトで発信している情報であればもちろん信憑性はあります。しかし、どこの誰が書いたかわからないブログ記事や、怪しい通販サイトの情報などを鵜呑みにしてしまうのは非常に危険です。インターネットで情報を得る際は、しっかりとした医学的根拠に裏づけされた情報なのかどうかを吟味して、参考にしていく必要があります。

◆ED対処のために通院をしたことがある人は20%以下!病院に対する誤ったイメージの流布が原因か

EDはやはり疾患ですので、適切に病状を把握し、対策を打っていく必要があります。そのために的確なアドバイスをくれる可能性が高いのはやはり専門医なのですが、ED患者のうち、実際に通院したことがある人の割合はどのくらいなのでしょうか。質問したところ、実際に通院したことがある人はわずかに16.4%と非常に少数でした。
何故、病院に行く人の割合は、これほどまでに少ないのでしょうか。ED治療を行う病院の印象を聞いてみたところ、「恥ずかしい」と答えた人が58.2%で最多。風邪や喘息などと同じく、EDは疾患ですので、何も恥らうことはなく、通院するべきなのですが、EDによって自信を失っている人にとって「恥」は大きなハードルとなってしまっているようです。また52.4%で2番目に入ったのが「入りにくい感じがする」。実際はED治療ではほとんど触診をすることや、恥部を晒したりすることはないのですが、穿ったイメージが先行しているせいか、入りにくいと感じている人が多いという結果が出ました。また「高そうな感じがする」と思っている人も33.4%いるという結果に。確かにインターネットで購入する怪しい薬剤と比較すると値段が高くなってしまうケースも存在しますが、しっかりと病院を選べば、法外な金額を請求されることもまずありません。その他「女性がいるのではないかと不安になる」「痛そうなイメージがある」にも若干票が入っていました。しかし、クリニックによってはすべてのスタッフが男性のクリニックもありますし、治療のほとんどが痛みを伴わない治療です。ED治療のために病院にいかない理由のほとんどが、誤解や間違いを含んだものであるという実態が明らかになりました。こうした誤解が起きている背景としては、EDの対処法について自信を持っている、と回答している人ですら、ほとんどがインターネットで情報を収集しており、結果としてその中に多分に含まれている誤情報に踊らされているという実情によるところが大きいと考えられます。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年8月27日~9月1日
調査対象:全国の20歳~59歳までのEDの自覚がある男性500名

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