広告・Web業界の転職事情調査(広告・Web業界での転職経験者対象) 

2015年09月28日
広告・Web業界の転職事情について、広告・Web業界専門の転職支援サイト「広告転職.com」を運営するプロフェッショナルメディアが、広告・Web業界での転職経験者にインターネット調査を実施、247名より回答を得ました。

【調査結果】

■調査ポイント1: 広告・Web業界における「転職に有利な月」は、3月、9月、そして10月

転職希望者にとって、希望する仕事に就きやすい時期があるのかは気になるところです。広告・Web業界の転職経験者247名に転職に有利な時期はあると思うかを聞いたところ、「ある」との回答が63.2%(156人)でした。さらに、あると回答した人に、「転職に有利な月」を具体的に聞いたところ、トップ3は、3月(39.1%)、9月(31.4%)、10月(26.9%)という結果となりました(複数回答)。

なお、広告・Web業界専門転職サイト「広告転職.com」において、今年、2015年の9月の求人数は、前年同期比193%のアップであることから、今年9月、10月は「転職に有利な月」といえるかもしれません。

■調査ポイント2: 転職活動での転職サイト利用率は82.4%、1~3サイトへの登録が87.1%と大多数

もっとも直近の転職活動で具体的に実施したことを聞いたところ、転職支援サイトの利用率は82.4%という結果となりました(複数回答)。
また、転職支援サイト登録数を聞いたところ、1位は1サイトへの登録(39.7%)、2位は2サイトへの登録(24.3%)、3位は3サイトへの登録(23.1%)という結果となり、合計すると87.1%となることから、広告・Web業界では、転職サイト1~3サイトを併用し、転職活動をする人が大多数であることが分かりました。

■調査ポイント3:「業界専門転職サイト」利用の方が総合転職サイトより、短期間で転職を決めている。
「転職活動期間1ヶ月未満」は、「業界専門転職サイト」利用者の方が11.9ポイント高い!


転職支援サイトの利用が一般的となる中、転職成功要因のひとつとして、転職活動に要した活動期間が挙げられると思います。転職サイトは、①様々な業種や職種を扱う「総合転職サイト」、②広告・Web業界に特化した「業界専門転職サイト」の2つのタイプに分けることができますが、「総合転職サイト」と「業界専門転職サイト」のそれぞれの利用における「転職活動期間」(※)を聞いたところ、「総合転職サイト」をもっとも利用したと回答した人(84名)の21.4%、「業界専門転職サイト」をもっとも利用したと回答した人(39名)の33.3%が、「転職活動期間1ヶ月未満」と回答しました。この結果から、「転職専門転職サイト」の方が1ヶ月未満で転職活動を終了できた人が11.9ポイントも高いと言えます。

なお、「業界専門転職サイト」における活動期間が短期間で済む理由として考えられる点を、
自由回答より、抜粋しました。
①特定(職種)のニッチな求人があるため。
②掲載数が多く選択の幅が広がったため。
③要らない情報が少ないため。
④業務について理解度が高かったため。
⑤市場価値を適正に判断してくれるため。
⑥希望業種の求人が多いため。
⑦業務の詳細やイメージがつかみやすい求人掲載が多かったため。

なお、転職活動期間1ヶ月以上~3ヶ月未満と回答した割合は、「総合転職サイト」をもっとも利用した人の28.5%(24名)、「業界専門転職サイト」をもっとも利用した人の30.7%(12名)となりました。さらに、転職活動期間3ヶ月以上~4ヶ月未満と回答した割合は、「総合転職サイト」をもっとも利用した人の17.8%(15名)、「業界専門転職サイト」をもっとも利用した人の15.3%(6名)という結果となりました。
この結果より、「転職活動期間1ヶ月未満」以外では、両サイトの活動期間の割合の差は小さいことからも、「業界専門転職サイト」は、短期間での転職活動が可能であることが伺える結果となりました。

※「転職活動期間」とは、転職サイトや企業などに履歴書・経歴書をアップデートもしくは送付した時から内定が出た時点までの期間とします。

■調査ポイント4: 「非公開求人情報は、転職サイトの満足度がアップする」と6割が回答

企業名を非公開にするなどの「非公開求人」を擁している転職支援サイトをよく見かけますが、「非公開求人」があることは、サイト利用者の満足度を高めることが分かりました。転職経験者の約6割(148名)は、「非公開求人」あるサイトは、利用の満足度を高めると回答しました。転職経験者に総合サイトと業界専門サイトそれぞれの「非公開求人」情報量について聞いたところ、1位「どちらのサイト(が多い)とは言えない」(36.0%)、2位「総合転職サイト」(34.0%)、3位「業界専門転職サイト」(30.0%)と拮抗した結果となり、サイトタイプによる「非公開求人」情報量の違いがあまりないことが伺えました。


【調査概要】
調査方法と調査期間: インターネット調査、2015年9月9日(水)~11日(金)
調査対象:日本在住の広告・Web業界で働く25~49才男女247名

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[PRTIMES]
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