AI(人工知能)を活用したクロスデバイスターゲティング広告を展開するテクノロジー企業Appier,Inc (エイピア)は、2015年上半期の日本を含むアジア太平洋地域のインターネットユーザーのクロスデバイス利用動向調査の結果を発表。

この調査はアジアの主要市場10カ国・地域におけるPC、スマートフォン、タブレットユーザーの行動を分析したもので、マーケターがさまざまなデバイス間でのユーザーの行動パターンの予測といった困難な課題に対処できるよう支援することを目的としています。

【主な調査結果】

●「Golden Wednesday(黄金の水曜日)」:複数デバイスの利用率および広告の到達可能なデバイス数が最も高かったのは、ほとんどの国・地域で水曜日でした。その一方で、アクティブユーザに関しては、日曜日から火曜日も広告主がリーチするのに適していると言えます。また、デバイスごとの使用は、スマートフォンが水曜日、PCが木曜日、タブレットに関しては、日曜日にピークに達することが明らかとなりました。

●アジア太平洋地域全体ではAndroid OSがモバイルOS市場を席巻していますが、日本ではiOSが圧倒的に優位(78%)です。

●アジア太平洋地域では、2台のデバイスを利用する割合が58%と高い中、日本は3台以上のデバイスを利用するマルチデバイスユーザーの割合が49.1%とアジア太平洋地域で最も高い結果となりました。

●クロスデバイス利用動向の複雑化:アジア太平洋地域のマルチデバイスユーザーの43%*は、デバイスごとに大きく異なる行動をすることが明らかになりました。これは、2014年下半期の38%から大幅に増加しています。
*調査報告書の対象となったすべての市場の平均

●スクリーンサイズやデバイスによって、効果的な広告フォーマットが異なります。日本のユーザーは、ゲームのバナー広告やインタースティシャル広告にアクセスする際はそれぞれ大型のスマートフォンやタブレットを好むことが分かりました。それに対して、リテール広告のコンバージョンレート(CVR)が高いのはクリックスルーレート(CTR)が高いデバイスという傾向が見られました。


この調査報告書は、2015年上半期にオーストラリア、香港、インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、シンガポール、台湾、ベトナムの10カ国・地域でAppierが実施した広告キャンペーンのデータに基づいています。

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[共同通信PRワイヤー]
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