「家で飲むビール類の選ばれ方」に関する調査 

2015年09月15日
酒文化研究所は酒飲み1000人に聞く「酒飲みのミカタ」を発表。今回のテーマは、「家で飲むビール類の選ばれ方」です。

日本で最も飲まれているビール類の市場は酒税額によって3区分に分かれています。構成比はビールが50%、発泡酒15%、新ジャンル(リキュール・その他の雑酒等)が35%となっています。家庭用では、ビールよりも価格の安い新ジャンルが優勢です。次の消費税改正に合わせてこの3区分の税額差の縮小をはかる動きもあるようですが、果たしてどうなるころでしょう。(回答者は『さけ通信』の読者モニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が七割以上の酒のヘビーユーザーかつ酒への関心の高い方です)

【調査結果】

複数銘柄を飲み分けるのが主流の家飲みビール類
はじめに回答者の属性をご紹介します。弊社のモニターに登録された方で、全体ではほぼ毎日自宅で酒類を飲まれている方が70%、今回の回答者も、ビール類を週に5日以上自宅で飲むという方が半数で、週に1日以上まで含めると85%となります。
ビール類のヘビーユーザーの購入方法は、ケース・6缶パックなどのまとめ買いが主流ですが、銘柄の固定状況はどうなっているのでしょうか。
まず主に飲む銘柄は決まっていますかと聞いてみると、YES78%、NO22%とほぼ決めている人が多数派でした。しかし、YESでもそれだけを飲んでいるわけではなく、毎月の飲む銘柄数を聞いてみると、1銘柄だけは21%、2銘柄38%、3銘柄25%、4銘柄以上13%となりました。ちなみにもっともよく飲む銘柄をひとつ選んでもらったところ、多い順に『キリン一番搾り』『アサヒスーパードライ』『サントリー金麦』でしたが、それ以外をあげた方が6割強もいて今回の回答からみる限りお気に入りのビール類の銘柄はかなり分散していると考えてよさそうです。

銘柄ごとに異なる評価するポイント
様々な銘柄を選ぶときにどのようにして選んでいるのかも聞いてみました。全体では「味や香りが自分好みだから」52%、「飲みなれているから」41%、「価格が安いから」27%、「価格に見合った価値を感じるから」23%までが2割以上の方から選ばれました。これを主に飲む銘柄別に見てみると様相が変わります。アサヒスーパードライ派は「すっきりしている」「キレがある」が上位にあがり、キリン一番搾り派は「味わいがある」「ウマミがある」サントリー金麦派は「味わいがある」「価格に見合った価値がある」と主に飲んでいる銘柄によって、支持理由も異なってきます。ブランドごとにその特徴を支持した人が、ロイヤル化していることが伺えます。

新製品には、「味」「コク」「香り」などを期待する
それでは飲んだことのない銘柄の場合には何を期待して選ぶのでしょうか。表現は様々ですが、はじめてのものを試すときは、「香り」「コク」「ウマミ」など味わいの特徴が重視されています。「キレ」「すっきり」など喉ごしのよさを表す言葉は低めでした。これが新製品だけへの期待なのか、ビールに求めることが変わりつつあるのかはしばらく時間をかけてみていきたいところです。最後に今年の夏から秋に発売される主な新製品・限定品の中で飲んでみたい(飲んだ)ものをあげてもらったところ、『キリン秋味』など季節限定商品が上位を占めました。今月出たビール規格での久しぶりのレギュラー商品『サントリー・ザ・モルツ』も4位と健闘しています。比較的味の濃い物が選ばれています。


【調査概要】
調査時期:2015年9月9日(水)~2015年9月13日(日)
調査対象:酒文化研究所の酒好きモニター(N=1672)
有効回答:168(回答率10%)
調査方法:インターネットによる自記入式アンケート調査

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