2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査(8月) 

2015年09月10日
マイナビは、2016年卒業予定の全国大学4年生、大学院2年生を対象とした「2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表。
本調査は、幅広い層の学生から内定率を調査することを目的として、2010年3月より開始し、今年で6年目となります。調査結果の概要は以下の通りです。

【調査結果の概要】

■ 2016年卒業予定大学生、大学院生の8月の内々定率は全体で69.1%
経団連の採用選考に関する指針における選考活動開始月である8月末の内々定率は前月比12.1pt増、前年同月比0.7pt減の69.1%と、ほぼ前年と同様の結果となった。平均内々定保有社数は前月比0.3社増の2.1社となり、複数社から内々定を獲得する学生が多数となった一方で、企業は学生の内々定辞退を防止する対策が必要になると予想される。

また、内々定保有学生の「現時点で入社意思の最も高い企業」の業種別比較では、「金融」が前月比4.7pt増の13.1%、「官公庁・公社・団体」が前月比2.8pt増の4.1%と増加している。従業員規模別比較では5,000人以上の企業が7.0pt増の18.5%となり、8月に入り大手企業の選考が加速したことが分かる。

内々定保有学生の今後の活動は、活動終了が前月比29.7pt増の68.4%(「満足したので終了:64.2%」+「不満だが終了:4.2%」)となり、活動を終了する学生の割合が大幅に増加した。ただし、未内定者を含めた今後も活動を継続する学生の割合は52.0%*で、過半数の学生は活動を継続しており、内々定辞退の増加が懸念される中で、企業と学生の双方が今後も活動を継続していくことになりそうだ。

* ​未内定者30.9%に内々定を保有して活動を継続する学生21.1%を足しあげて算出。内々定保有者の活動継続割合は、内々定率69.1%に今後も活動を継続すると回答した学生の割合30.5%(「内々定先に不満なので続行する:10.8%」+「内々定先に不満ではないが他の企業もみたいので続行する:19.7%」)を掛け合わせて算出。


【調査概要】
調査方法:『マイナビ2016』の会員に対するWEBアンケート
調査期間:2015年8月26日(水)~8月31日(月)
調査対象:2016年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生
有効回答数:5,763件(文系男子1,304名、理系男子1,046名、文系女子2,672名、理系女子741名)
※一昨年から、内々定を得て退会する会員の影響を勘案した新たな計算方式の内々定率も算出しています

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