「住まいと働き方」に関する調査(東京と地方に住む人それぞれの家賃・持ち家の購入価格比較) 

2015年09月10日
インテリジェンスが運営する、転職サイト「meeta(ミータ)」は、住まいと働き方に関する調査結果を発表。この調査は、ネクストが運営する住宅トレンドニュースサイト「HOME'S PRESS(ホームズプレス)」と共同で行ったものです。
「meeta」の第1回目調査報告のテーマは、東京と地方に住む人それぞれの家賃・持ち家の購入価格の比較、そして持ち家購入した場合の住宅ローン金額の比較です。

【調査結果】

■【家賃比較】~東京と地方の家賃差が改めて明らかに、「1K~1LDK」では地方が4万円も低い~
東京と地方に住む人の家賃を比較したところ、地方の家賃の低さが改めて明らかとなりました。その差は、「ワンルーム」では7,400円、「1K・1DK・1LDK」では4万円、「2DK・2LDK」では4万4,400円でした。

■【住宅ローンの負担比較】~ローン支払い額を差し引くと、東京の方が年51万円損をする!?~
持ち家の平均購入価格も地方が低く、その差は20代で1,856万円、30代前半で1,700万円、30代後半で2,207万円となりました。

この金額から、30歳で住宅を購入した場合のローン支払い額を、「meeta」が独自にシミュレーションしてみると、東京が「15万9,000円」、地方が「10万円」となりました(金利2.3%の全期間固定で計算)。
また、住宅購入時の平均年収と、このローン金額を比較し、手元に残るお金もシミュレーション。その結果、東京で家を買って、年間住宅ローンを払った後の金額は185万円(内訳:年収375万円 - 年間ローン190万8,000円(15万9,000円×12カ月))。地方で家を買って、年間住宅ローンを払った後の金額は236万円(内訳:年収356万円 - 年間ローン120万円(10万3,000円×12カ月))。すなわち、毎月の住宅ローンを支払ったうえで手元に残るお金を比べると、地方のほうが年間51万円も高くなる試算に。地方における住宅購入の負担が大幅に少ないことが分かりました。
「地方創生」の流れからIターン・Uターン転職を検討する人が増えています。検討の際には、単純な年収額の比較だけでなく、住宅ローンに代表される支出の実質負担も視野に入れる必要がありそうです。


■「住まいと働き方の調査」について
本調査は、「仕事」を専門領域とする「meetaMAGAZINE」と、「住まい」を専門領域とする「HOME'S PRESS」との共同調査で実施いたしました。今回の調査結果を、「働き方」の切り口では「meetaMAGAZINE」で、「住まい」の切り口では「HOME'S PRESS」で、それぞれ数回の連載記事として発表いたします。

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[meeta]
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