「美白」に関する調査 

2015年09月09日
オールアバウトと、ドクターシーラボは、1都3県在住の20~30代の独身女性1,267人、40~50代の女性1,100人を対象に「美白」に関する調査を実施。

本調査の結果、20代〜30代の約4割が夏の美白ケアを意識高く行っているにも関わらず、そのうち約3割は9月以降に美白への意識が低下していることが分かりました。また、20代の頃から美白ケアを意識高く行ってきた40代・50代女性の約半数は、現在の自身の肌に対し「想像していたより悪い」と回答し、その主な悩みは光老化※1が原因の一つである「シミ」「シワ」が最も多く、今までの美白ケアの成果が得られていない『しくじり美白』である可能性が明らかになりました。

※1:紫外線による肌の老化

【調査結果のポイント】

■UV・美白ケアに最も注力するのは7月〜8月。9月以降はUV・美白ケアの意識が低下
20~30代の美白ケアをしている女性の3人に1人は夏のダメージをリセットできず、美白ケアが失敗する「しくじり美白」予備軍の可能性

■美白ケアを行うきっかけは「シミ・シワを見つけた」「年齢的に必要」「日焼けした」
実際にダメージを感じてから美白ケアを行う女性が多数
パックや角質ケアなど特別ケアは夏でも約2割と少数

■20代に美白意識が高かった40~50代の2人に1人が自分の肌に失望
「今の肌は想像していたより悪い」と回答
主な悩みは光老化が原因の一つである「シミ」「シワ」「たるみ」

■40代・50代のキレイの基準は「肌の透明感」
シミ・そばかすが無い、ハリと弾力がある白肌を支持

【調査結果】

UV・美白ケアに最も注力するのは7月〜8月。9月以降はUV・美白ケアの意識が低下
20~30代の美白ケアをしている女性の3人に1人は夏のダメージをリセットできず、美白ケアが失敗する「しくじり美白」予備軍の可能性


20代〜30代の女性に対し、年間の紫外線対策と美白ケアについて聞いたところ、約8割が「UVケアを行う」(UVケア・美白ケアを行う:42%、UVケアのみ行う:42%) と回答したのに対し、「美白ケアを行う」と回答した人は約4割(UVケア・美白ケアを行う:42%、美白のみ行う:2%)と半数以下にとどまりました。
UVケアと美白ケアの両方を行うと回答した人の割合も約4割で、「美白ケアを行う」と回答した人のほとんどがUVケアも行っていることがわかりました。また「UVケアのみ行う」と回答した割合も約4割となり、「UVケア・美白ケアを行う」と回答した割合とほぼ同数となりました。

次に美白ケアをしていると回答した人に対し、季節別の美白に対する意識の変化を聞くと、夏(6月〜8月)は約9割が「意識が高い」と回答しているのに対し(「非常に高い」と「高い」の合算値)、その割合は秋(9月〜11月)に約6割と約20ポイント低下していることがわかりました。
9月以降に美白への意識が低下する理由を聞くと、「日差しが弱いから」「保湿のほうが重要だと思うから」「紫外線の量が少ないから」「乾燥が気になるから」などの理由が上位を占めました。秋はUVケアの必要性が低下し、乾燥対策として保湿ケアの優先度があがるため、美白ケアに対する意識が低下していると考えられます。

美白ケアを行うきっかけは「シミ・シワを見つけた」「年齢的に必要」「日焼けした」
実際にダメージを感じてから美白ケアを行う女性が多数
パックや角質ケアなど特別ケアは夏でも約2割と少数


美白ケアを行っていると回答した女性に対しそのきっかけについて問うと、「シミ・シワを見つけた」「年齢的に必要性を感じた」「日焼けしたと感じた」がほぼ同数で最も多く、実際に肌にダメージを感じてから美白ケアを行う人が多いことがわかりました。

実際に美白ケアで実施していることを季節別にみると、年間を通して「美白効果のある基礎化粧品」の利用率が50%以上と高く、また、「美白美容液」の利用率も年間を通して約3割を保っていることから、日々の美白ケアは基礎化粧品で行う人が多いことがわかりました。一方で「美白効果のあるパック・シートマスク」「角質ケア」「毛穴のケア」などの特別ケアは、夏季(6月~8月)でも約2割にとどまり、年間を通して実施している人は約1割と少数であることがわかりました。

20代に美白意識が高かった40~50代の2人に1人が自分の肌に失望
「今の肌は想像していたより悪い」と回答
主な悩みは光老化が原因の一つである「シミ」「シワ」「たるみ」


次に、20代の頃に美白への意識が高かったと回答した40代・50代女性に対し、現在の肌の状態を聞くと、約半数が「想像していたより悪い」(想像していたより悪い:38%、想像していたよりとても悪い:9.1%)と回答し(グラフ6)、その主な悩みとして光老化が原因のひとつである「シミ」「たるみ」「シワ」が上位を占めました。

40代・50代のキレイの基準は「肌の透明度」 シミ・そばかすが無い、ハリと弾力がある白肌を支持
さらに、40代・50代の女性に対し、同年代で肌がキレイだと思う女性の特徴を聞くと「肌の透明度」「ハリ・弾力がある」「シミ・そばかすが無い」が最も多く、白肌の支持率が高いことが伺えます。


【調査概要】
調査期間:2015年8月14日(金)~8月17日(月)
調査地域 :東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県
有効回答数:20〜30代1,267人/40〜50代1,100人
調査方法:インターネットリサーチ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[オールアバウト]
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