自宅のトイレで小用を足す際、便器内で狙う位置についての調査(男性対象) 

2015年09月03日
ライオンは、20~60歳代の男性500名を対象に、自宅のトイレで小用を足す際、便器内で狙う位置について、意識調査を行いました。また、NHK「ためしてガッテン」※1と共同で、自宅で立って小用を足す際、狙う位置によってどのくらい尿ハネが発生するのかを検証した結果、以下のことが分かりました。

【調査・検証の結果】

1.立って小用を足す男性のうち 6 割が、便器内の狙う位置を定めている!
『中央狙い』が最も多く、次いで『奥狙い』


20~60 歳代の男性 500 名を対象に「トイレ使用の実態に関する意識調査」を行いました。その結果、普段立って小用を足す男性(全体の 44%)のうち、意識的に狙う位置を定めている人は 6 割におよびました。狙う位置を便器内の「奥/中央(水面)/サイド/手前」に分けて調査した結果、『中央狙い』が最も多く、次いで『奥狙い』が多いという結果になりました。また、その理由として、「飛び散らないようにしたいから」「尿ハネしにくい気がする」などが多く挙げられ、立って小用をする男性もできるだけ尿ハネをしないように工夫している様子が伺えました。

<狙う位置ランキング>
1位:中央狙い(水面めがけて) 53%
2位:奥狙い(便器の壁面) 33%
3位:サイド狙い(便器の壁面)7%
4位:手前狙い(便器の斜面)7%
(対象:狙う位置を決めている人 135 名)

2.実は『奥狙い』が最も汚れやすい!狙う位置によって尿ハネの数が違うことが判明

また、NHK の情報番組「ためしてガッテン」と共同で、男性が立って小用を足す場合、便器の中の狙う位置と周囲(便器のフタや便座の裏、床、壁)に飛び散る尿ハネの数についての検証実験を行いました。
この検証実験から、『奥狙い』の場合に最も多くの尿ハネが飛び散り、その数は 1 回で 7,550 滴※3にもなることがわかりました。また、それ以外の場所を狙っても 1 回あたり約 300 滴もの尿ハネが飛び散ってしまうことがわかりました。

奥狙い/7,550 滴
中央狙い/372 滴
サイド狙い/293 滴
手前狙い/277 滴

※3 当社は、2005 年にトイレの不快なニオイの原因は「尿ハネ」と「菌」であることを明らかにしました。そして、実際に成人 男性が普段通りに立って小用した場合(狙い位置は自由)の便器の周囲に飛び散る尿ハネ(床のみ)を数え、1 日(7 回)あたり約 2,300 滴であることを発表しました。(平均的な小用の回数を参考に 7 回/日と設定)

■ご参考
当社は、第 1 弾リリース(2015 年 3 月 17 日発表)にて、「自宅では小用を座ってする」とする既婚男性が6年間で 1.5 倍に拡大し、4 割まで増加したことを発表しました(2014 年調査)。そして、2015 年 5 月に 500 名の男性を対象として行った今回の調査でも、56%の男性(既婚男性の約6割、未婚男性も約半数)が座って小用しているという結果になりました。座って小用する男性は決して少数派ではないといえます。
座って小用をする男性にその理由を聞いたところ、「立ってすると尿ハネでトイレが汚れるため」という意見が 8割と最も多く、「座ったほうが楽だから」も 3 割を占めました。また、既婚男性の 5 人に 1 人は「奥さんに促されたため」と回答し、既婚・未婚で大きな差が見受けられました。

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[ライオン]
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