インターネット上の安全・安心に関する世論調査 

2015年08月31日
内閣府は、「インターネット上の安全・安心に関する世論調査」を実施。

【調査結果】

1 インターネットの安全・安心について

(1)インターネットの利用頻度
問1 あなたは、日常、仕事・私的利用を問わず、どのくらいの頻度でホームページの閲覧や電子メールの送受信といったインターネットを利用していますか。この中から1つだけお答えください。

平成19年11月→平成27年7月

・利用している(小計) 44.7% → 62.3%(増)
 ・ほぼ毎日 27.8% → 49.3%(増)
 ・1週間に数回程度 9.1% → 7.8%
 ・1週間に1回程度 3.7% → 2.8%
 ・1か月に1,2回程度 4.0% → 2.4%(減)
・ほとんど利用していない 8.0% → 7.4%
・全く利用していない 47.3% → 30.4%(減)

(2)インターネット利用に対する不安感
問2 あなたは、インターネットを利用することについて不安はありますか。それとも、不安はありませんか。この中から1つだけお答えください。

平成19年11月→平成27年7月

・不安がある(小計) 45.4% → 56.4%(増)
 ・不安がある 19.6% → 28.0%(増)
 ・どちらかといえば不安がある 25.8% → 28.3%
・不安はない(小計) 36.3% → 36.0%
 ・どちらかといえば不安はない 11.1% → 13.6%(増)
 ・不安はない 25.2% → 22.4%(減)

インターネット利用で不安に感じるもの
更問 (問2で「不安がある」、「どちらかといえば不安がある」、「どちらかといえば不安はない」と答えた方(1,206 人)に)
あなたが、インターネットを利用することで不安に感じるものは何ですか。この中からいくつでもあげてください。(複数回答)

(上位5項目)
・コンピュータウイルス感染による個人情報の流出 77.3%
・パスワードなどが無断で他の人に利用される不正アクセス 61.4%
・ホームページを閲覧するだけで料金を請求されるなどの架空・不当請求 49.5%
・コンピュータウイルス感染によるデータの破壊 45.9%
・インターネットショッピングやインターネットオークションで代金をだまし取られる詐欺 44.3%

(3)インターネットを利用した犯罪の増減
問3 あなたは、今後、インターネットを利用した犯罪が増えると思いますか。この中から1つだけお答えください。

・増える(小計) 93.2%
 ・かなり増える 60.3%
 ・ある程度増える 32.9%
・変わらない 2.8%
・減る(小計) 0.3%
 ・ある程度減る 0.3%
 ・かなり減る -

3 コミュニティサイトの安全・安心について

(1)コミュニティサイトの利用度
問6 あなたは、今までにコミュニティサイトを見たこと、あるいは実際に利用したことがありますか。この中から1つだけお答えください。

・見たことはない 65.0%
・見たことがある(小計) 35.0%
 ・見たことはあるが、利用したことはない 18.6%
 ・メッセージを書き込んだり、メールのやりとりをしたことがある 16.4%

(2)18歳未満の利用者に対する被害防止対策
問7 あなたは、18歳未満の児童がコミュニティサイトを利用して被害に遭わないようにするために、どのような対策が必要と思いますか。この中からいくつでもあげてください。
(複数回答)

・有害なサイトへのアクセス(接続)を制限する機能であるフィルタリングの普及促進 52.1%
・インターネット利用に関するルール作りや保護者による確認などの家庭における取組 50.5%
・児童、保護者、学校関係者などに対する広報啓発の推進 49.8%


【調査概要】
調査対象:全国20歳以上の日本国籍を有する者 3,000人
有効回収数:1,722人(回収率57.4%)
調査時期:平成27年7月2日~7月12日(調査員による個別面接聴取)
調査目的:インターネット上の安全・安心に関する国民の意識を調査し,今後の施策の参考とする。
調査実績:「インターネット上の安全確保に関する世論調査」(平成 19 年 11 月調査)
(平成 18 年度の調査から,調査対象者に調査主体が「内閣府」であることを提示した上で実施。)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[内閣府政府広報室]
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