平成25年社会保障制度改革に関する意識等調査 

2015年08月28日
厚生労働省は、「平成 25 年社会保障制度改革に関する意識等調査」の結果を取りまとめました。
この調査は、社会保障制度に対する認知度や、給付と負担の水準などについての意識を調査することで、今後の厚生労働行政施策の企画・立案のための基礎資料を得ることを目的としています。調査は、無作為に抽出した 20 歳以上の方を対象とし、10,138 人の有効回答を集計しました。

【調査結果のポイント】

●社会保障制度に関する情報についての意識

・社会保障制度に関する情報については、「見かけた時には興味を持って見るようにしている」が最も多く 51.9%。29 歳以下では、「あまり興味はないが時々情報に接することはある」37.8%と「ほとんど接しない」31.7%を合わせて 69.5%。

・情報の内容や提供状況については、不満と感じている者が 54.5%。不満の理由(複数回答)は、「得られる情報が分かりづらい」が最も多く 66.8%。

・社会保障制度に関する授業を受けたことがある者のうち、内容を覚えている者が 38.0%、覚えていない者が 61.5%。


●社会保障制度改革についての意識

・今後充実させる必要があると考える社会保障の分野(複数回答)は、「老後の所得保障(年金)」が最も多く 64.5%。

・現在の税や社会保険料の負担水準は、「生活にあまり影響しないが負担感がある」が最も多く 50.5%、次いで「生活が苦しくなるほど重い」が 39.1%。

・今後の社会保障制度を維持するための財源は、「どちらかと言えば税で賄うべき」が 38.4%、「どちらかと言えば社会保険料で賄うべき」が 23.1%。

・今後の社会保障の給付水準は、「維持すべき」が 48.2%、「ある程度引き上げるべき」が 29.4%。一方、負担の水準は、「現状程度とすべき」が 43.6%、「ある程度減らすべき」が 21.8%、「あ

る程度の負担増はやむを得ない」が 20.7%。


詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[厚生労働省]
 マイページ TOP