乾癬に関する意識調査(患者さん、皮膚科医対象) 

2015年08月24日
日本イーライリリーは、現在乾癬の治療を受けている患者さん104名、中等症から重症の局面型皮疹を有する乾癬患者さんに現在治療を行っている皮膚科医108名を対象とした「乾癬に関する意識調査」を実施。

乾癬とは、自己免疫機能に何らかの障害が生じて発症する、完治が困難な慢性的な皮膚疾患です。皮膚から少し盛り上がった赤い発疹(紅斑)の上に、銀白色のフケのようなもの(鱗屑)が付着し、ポロポロとはがれ落ちるなどが典型的な症状です。部位を限らず発症し、かゆみや痛みを伴うことも多く、QOLに大きく影響します。
本調査は、乾癬患者さんと医師の治療への認識や傾向について、理解を深めることを目的に実施されました。

① 治療に満足している患者さんは全体の 30.8%

② 医師の 50%が「治療の成果について、患者さんに過剰な期待を持たせないようにする」と回答

③ 患者さんの 52.9%が「完治、またはそれに近い状態」を希望し、51.9%が「完全に、またはそれに近い状態まで治ったら、仕事や異性などの対人関係において自信につながる」と回答


その結果、治療に満足している患者さんは全体の30.8%にとどまり、「完治、またはそれに近い状態」を希望する患者さんは52.9%にのぼりました。また、51.9%の患者さんが完治、またはそれに近い状態になることで仕事や異性などの対人関係の自信につながるとしており、対人関係への影響が乾癬の完治またはそれに近い状態を望む主な理由となっていることがわかりました。
一方、中等症から重症の局面型皮疹を有する乾癬患者とのコミュニケーションにおいて、医師が最も心がけているのは、「治療方針、ゴールについて明確に伝える」(57.4%)、次に心がけているのは、「治療の成果について、患者さんに過剰な期待を持たせないようにする」(50%)ということが明らかになりました。


【調査概要】
・調査名: 乾癬に関する患者さんと医師の意識比較調査結果
・調査対象:
 ①現在乾癬治療中の患者さん104名(20~69才、男性78名、女性26名、治療歴10年以上54.8%)
 ②現在中等症から重症の局面型皮疹を有する乾癬患者さんを治療する皮膚科医108名
・調査地域:全国
・調査方法:インターネット調査
・調査時期:2015年7月

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