全国ご当地カレー人気投票 

2015年08月19日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、レシートポータルサイト「RECEIPO(レシーポ)」(receipo.com)で2015年8月6日~8月12日にかけて「全国ご当地カレー人気投票」を実施。

【調査結果】

■カレーの具の人気1位は「ポーク」、2位は「ビーフ」、3位は「チキン」

「RECEIPO」では、SBFと株式会社クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)データベース」をもとに、毎月、ヒット商品がわかるレシーポランキングを発表するなど、いつものお買い物に役立つ情報を発信しています。

そうした中で今回、地域や家庭によって具が異なるカレーに着目。全国の消費者に「我が家のカレーと言えばコレ!」というルウと具についての人気投票を実施しました。

その結果全投票数1,013票のうち、最も票を集めたカレーのルウは、「ハウス食品 バーモントカレー」で239票(23.6%)、続いて「エスビー食品 ゴールデンカレー」で163票(16.1%)、「ハウス食品 こくまろカレー」で161票(15.9%)と続きました。

一方、「我が家のカレーの具」としての人気は「ポーク」が1位で370票(36.5%)、2位は「ビーフ」で267票(26.4%)、3位は「チキン」で206票(20.3%)と人気投票では定番の「ポーク」、「ビーフ」、「チキン」の中で「ポーク」が頭一つ抜け出した結果となりました。

■東日本は「ポーク」、西日本は近畿を中心に「ビーフ」

また、投票者の出身地別に、各都道府県で「我が家のカレーの具」として1位に選ばれた具を見ると、東日本の各都道府県で1位に選ばれたのは「ポーク」、西日本の各府県で最も多く1位となったのは「ビーフ」でした。

その境目は三重県(ポーク)と滋賀県(ビーフ)で、中部、北陸がカレーのメインの具として「ポーク」か「ビーフ」かが分かれる境界線と言えそうです。

また、岐阜県や福井県、石川県では複数の具が同数1位(地図の網掛けはグレー)となるなど、境界線ならではの結果となりました。

一方、西日本の中でも島根県、大分県では「チキン」が1位に、愛媛では「野菜」が1位になった他、山口県、長崎県、佐賀県、宮崎県、熊本県、沖縄県などでは同数1位の具がいくつかあるといった結果となり、「カレーの具といえばビーフ」というのは近畿及び中四国の一部までのようです。

ちなみに、総務省が発表した最新の家計調査品目別ランキング(2012年~14年平均値)のカレールウ消費量で金額、数量ともに1位だった鳥取県では具だけではなく、付け合せの「らっきょう」(※鳥取県の特産品)に言及するコメントも見られました。

投票者のカレーにまつわるエピソードを見ると、以下のように出身地で傾向が出たり、「その家独自のカレーレシピ」があったり等、日本人にとって国民食とも言えるカレーへのこだわりが多数寄せられました。

■岐阜県出身・40代・女性
「ずっとカレーといえば、小さい頃から食べていた、豚肉、にんじん、じゃがいも、玉ねぎが入っているのが家で作るおいしいカレーだと思っていました。しかし、何ヶ月か前に、ふとカレーが食べたくなって作ろうと思った時に、玉ねぎと牛肉しかなくて、それだけで作ってみました。玉ねぎ5個くらいを圧力鍋で煮て、炒めた牛肉を入れて、カレールウを入れて煮込んだだけなのですが、玉ねぎの原型はなくなり、甘くてコクがあり、とてもおいしいルーになりました。それから、うちの定番は牛肉カレーになりました。実家のカレーではなく、これが主人と私の家族のカレーになった瞬間だと思います。」

■茨木県出身・40代・女性
「茨城県水戸市生まれの水戸育ち!具の少ないカレーに納豆をのせて食べるのが私のおうちカレー!夏は納豆だけでなくキムチものせたり茗荷や大葉など香味野菜を添えるのもおススメですよ!」

■沖縄県出身・20代以下・女性
「沖縄ではポークがメジャーだと思います。ポークといってもただの豚肉じゃなくてスパムとかチューリップ、ランチョンミートなどの缶入りポークです!!! どの家庭にも入っていると思います!とてもおいしいです!!!」


【調査実施概要】
地域:全国
調査方法:ネットアンケート
調査日:2015年8月6日 ~8月12日
投票数:1,013票
性別比率:男性33.5%、女性66.5%
世代比率: 20代2.8%、30代17.5%、40代 36.4%、50代 28.9%、60代以上 14.5%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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