食品飲料の買い物に関するアンケート調査(購入の決め手と受賞シンボル・マークの影響) 

2015年08月19日
Foods R&Dは、食品や飲料の買い物を週1回以上している方を対象に食品飲料の買い物に関するアンケート調査を実施。

【調査結果概要】

今回の調査結果から受賞シンボル・マークが記載されている商品に対する消費者の購入意欲は高く、キャンペーンなどのサービス情報よりも金賞受賞などの受賞シンボル・マークのほうが購入の決め手として考えられていることがわかりました。

【調査結果のポイント】

(1) 受賞シンボル・マークが記載されている商品の購入意欲は全体で56.28%

(2) 主婦は63.8%、20代30代OLは62.2%と高く、男性は56.4%

(3) 購入の決め手として、キャンペーンなどのサービス情報よりも金賞受賞などの受賞シンボル・マークのほうを高く考えられている結果に

(4) 食品飲料の品質を評価審査する海外の機関で、知名度が高いのはモンドセレクション


【調査結果のポイント】

(1) 受賞シンボル・マークが記載されている商品の購入意欲は全体で56.28%

パッケージや、パンフレット、販売POPデザインに受賞シンボル・マークが記載されている商品と、記載されていない商品の購入意欲について、あてはまるものをひとつだけ選んで頂いたところ、「記載されている商品」を購入しようと思う、どちらかといえば購入しようと思うと答えた人が56.28%、「記載されていない商品」を購入しようと思う、どちらかといえば購入しようと思うと答えた人が5.49%という結果になり、受賞シンボル・マークが購入意欲を高めているということがいえそうです。

・受賞シンボル・マークが記載されている商品を購入しようと思う(15.93%)
・どちらかと言えば受賞シンボル・マークが記載されている商品を購入しようと思う(40.35%)
・どちらでもない(38.23%)
・どちらかと言えば受賞シンボル・マークが記載されていない商品を購入しようと思う(1.95%)
・受賞シンボル・マークが記載されていない商品を購入しようと思う(3.54%)

(2) 主婦は63.8%、20代30代OLは62.2%と高く、男性は56.4%

20代30代OL、主婦、20~60代以上の男性、学生・パートアルバイトの4つの属性別に分析したところ、受賞シンボル・マークが記載されている商品を「購入しようと思う」「どちらかといえば購入しようと思う」と答えた割合が、主婦は63.8%、20代30代OLは62.2%と高く、20~60代以上の男性は56.4%、学生・パートアルバイトは45.8%と比較的低い結果になりました。

(3) 購入の決め手として、キャンペーンなどのサービス情報よりも金賞受賞などの受賞シンボル・マークのほうを高く考えられている結果に

同等の内容量で同価格帯の商品が数種類あり、購入を迷っている場合、購入の「決め手」となるものであてはまるものを選んでいただいた結果、食品では、商品の基本的な内容(「パッケージデザイン」44.4%「原材料」46.0%「栄養成分表示」33.8%「キャッチコピー」30.6%)が比較的高いのに続き、「金賞受賞などのシンボル・マーク」が28.5%、「サービス情報」が17.9%という結果になり、金賞受賞などの受賞シンボル・マークが重視されているといえます。

(4) 食品飲料の品質を評価審査する海外の機関で、知名度が高いのはモンドセレクション

海外の食品飲料などの品質を評価審査する機関について知っているものを聞いたところ、iTQi(国際味覚審査機構)、DLG(食品品質競技会)、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)、IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)、Challenge International du Vin(チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン)については、「知らない」が80%を超え、Monde Selection(モンドセレクション)は、「シンボル・マークまでわかる」「名前は知っている」あわせて76.1%と日本での認知度が最も高いということがいえそうです。


【調査概要】
調査方法  :インターネット調査
調査期間  :2015年6月10日
有効回答者数:565人 男女内訳 男性 282人、女性 283人
回答者の属性:20代 19.8%、30代 20.2%、40代 20.4%、50代 19.8%、60代以上 19.8%

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