2016年卒ブンナビ学生調査(2015年8月上旬) 

2015年08月13日
文化放送キャリアパートナーズは、2016年卒ブンナビ学生調査(2015年8月上旬)を実施。

【調査結果概要】

[2016卒8月調査速報]

■内々定率69.6%(昨年4月:25.1%)、就職活動終了32.6%、内定辞退未連絡48.8%

■8/1(日)を指定した企業アプローチを経験した学生が48.2%・ほぼ丸一日拘束も


【調査結果】

■内々定率69.6%(昨年4月25.1%)、就職活動終了32.6%、内定辞退未連絡48.8%

8月の選考解禁日を過ぎ、内々定率は69.6%と大きく上昇した(7月下旬調査53.6%)。
※2015年卒同時期内々定率25.1%(4月選考解禁)
更に、3割の学生が「就職活動を終了した」という結果となった。

▼現在の就職活動状況
【32.6%】就職活動を終了した
【11.0%】現在の内定先には不満なので、就職活動を続ける
【26.2%】現在の内定先に不満はないが、就職活動を続ける
【30.2%】まだ内定をもらっていないので、就職活動を続ける

また、2社以上の重複内定者のうち、半数弱の48.8%の学生が「まだ内定辞退の連絡をしていない企業がある」と回答した。
一方、内定承諾書の意味合いについて聞いたところ、「"必ず"入社すべき」という認識は19.6%にとどまった。

▼内定承諾書を企業に提出する際、どのくらい意志を持つべきだと思いますか
【19.6%】"必ず"入社しなければならない
【41.4%】"可能な限り"入社しなければならない
【32.6%】"断る可能性"も視野に入れて提出できればいい
【 6.4%】"とりあえず"提出できればいい

■8/1(日)を指定した企業アプローチを経験した学生が48.2%・ほぼ丸一日拘束も

「8月選考ルール」となった初年度、8/1は日曜日だったが、8/1を指定した企業からのアプローチを経験した学生は、48.2%に上った。
早稲田大学・慶應義塾大学の学生からは「5社以上からアプローチ・呼び出しを受けた」という回答もあった。

▼面接解禁日とされる「8/1(日)」を指定した企業からのアプローチの社数(面接/面談/内定者研修など)
5社【 6.4%】
4社【 2.0%】
3社【 5.9%】
2社【11.0%】
1社【22.9%】
0社【51.8%】

その中で、4割弱の学生が、「同日に内々定を出された(内々定を出すと予告された)」としている。
土日返上で、いち早く学生を囲い込みたいという企業の姿勢が表れている。

選考解禁日にあった印象的な出来事を質問してみたところ、様々な反応があった。

▼「8/1(日)にあった出来事・企業から受けた連絡・発言などで印象に残ったもの
○「朝から筆記試験(一般常識・専門科目)を行い、午後から面接があり、ほぼ丸々一日拘束されていた。」(国立大院生・文系・男性)
○「1日に来たら内々定を上げると言われ、朝9時から夕方5時ごろまで拘束された」(国立大・文系・男性)
○「オワハラがあった」(国立大院生・理系・男性)
○「他社を断ったら、メールをくださいと言われた」(国立大院生・文系・女性)
○「学校推薦だったからかもしれないが、面接終了してから二時間後に内定が来た」(私立大・理系・男性)
○「解禁日に1日中懇親会名目で学生を拘束する企業があった。」(私立大院生・理系・女性)


【調査概要】
調査名 :2015年8月上旬アンケート
調査対象 :2016年春就職希望の「ブンナビ」会員大学生・大学院生
調査期間 :開始:2015/8/2 ~ 終了:2015/8/10
調査方法 :Webアンケート
有効回答数:454件

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