「海外での勤務」についてのアンケート調査 

2015年08月10日
エン・ジャパンは、運営する『エン転職コンサルタント』上で、サイト利用者1,023名を対象に「海外での勤務」についてアンケートを行いました。

【調査結果概要】

日本の人口減などを要因に、新たなマーケットを求めて海外展開を模索する企業は多くなっています。実際に海外に進出する日系企業数は過去最多を更新(※)していることから、求職者側にとっても海外勤務はより身近になっています。そもそも求職者側は海外で働くことについてどんな意識を持っているのでしょうか。『エン転職コンサルタント』を利用している方に伺いました。
(※)外務省海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果平成27年

★ 海外勤務の可能性がある企業を、転職先として積極的に選ぶと回答した方は5年前に比べ2倍。
★ 海外勤務を積極的に選ぶ理由、30代・40代は「自分の成長にプラスになるから」、50代は「海外の方が、自分の経験を活かせるから」が最多。
★ 転職先として働きたい国・地域第1位は「東南アジア」。「東南アジア」という回答は、年々増加。

【調査結果詳細】

1:海外勤務の可能性がある企業を、転職先として積極的に選ぶと回答した方は5年前に比べ2倍。

転職時に海外勤務の可能性のある企業を「積極的に選ぶ」と回答した方は37%と、2010年に実施した同調査(19%)に比べて、18ポイント増と約2倍になっています。2013年の同調査(26%)と比較しても高くなっており、年々海外勤務意向を持つ方が増加していることがわかります。年代別では大きな差は見られませんでした。

2:海外勤務を積極的に選ぶ理由、30代・40代は「自分の成長にプラスになるから」、50代は「海外の方が、自分の経験を活かせるから」が最多


海外勤務を「積極的に選ぶ」と回答した方の理由、30代・40代は「自分の成長にプラスになるから」、50代は「海外の方が、自分の経験を活かせるから」がそれぞれ最多に。年代によって海外勤務に期待することが異なるようです。

3:転職先として働きたい国・地域第1位は「東南アジア」。年代が上がるにつれ「東南アジア」と回答する割合が増加。

「転職して、どこの国・地域で働きたいですか」と伺ったところ、もっとも多かったのは「東南アジア」(38%)という回答。2010年は東南アジアよりも中国・東アジアと回答した方が多いものの、2013年、2015年では東南アジアという回答が中国・東アジアを上回っています。成長の目覚しいASEAN諸国への関心が年々高まっているといえます。
また、年代別でみると、年代が上がるにつれ「東南アジア」と回答した割合が高くなりました。一方で、年代が若い方が「ヨーロッパ」「北米・カナダ」という回答が多くなっています。

具体的に働きたい国名
◆ アジア: タイ、マレーシア、ベトナム、シンガポール、インドネシア、中国
◆ ヨーロッパ: フランス、ドイツ、イギリス
◆ 北米: アメリカ


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職コンサルタント』を利用しているユーザー 1,023名
調査期間:2015年6月1日~2015年6月30日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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