「海外旅行のトラブル」に関する調査 

2015年08月06日
DeNAトラベルは、「DeNAトラベル」の会員1,427名を対象に、「海外旅行のトラブル」に関する調査を実施。

【調査背景】

毎年7月から8月にかけては、多数の方がお盆などに夏季休暇を取得する関係で、Googleにおける「海外旅行」の検索トレンドが上昇する傾向にあり、夏期休暇を海外で過ごす計画を立てている方が多いことが伺えます。しかし、海外は日本と文化や慣習が異なることもあり、海外旅行には多くのトラブルがつきものです。そこで、幅広いユーザを多く抱える「DeNAトラベル」では、過去に10ヶ国以上への訪問経験をもつユーザ693名を「旅のベテラン」、10か国未満のユーザ734名を「ノーマルユーザ」として、実際に経験したトラブルとその対処法などについて調査を行いました。

【調査結果概要】

<調査1:旅のベテラン、ノーマルユーザにおける旅のトラブルの比較>
注意をすることで防げる可能性が高まる「盗難・すり」の割合が、旅のベテラン28.3%に対し、ノーマルユーザは14.7%

注意を払うことで防げる可能性が最も高い「盗難・すり」の割合に最も大きな差が出ています。
これは、旅のベテランが旅慣れにより、気が緩んでしまった隙をついて犯行が行われていることが推測されます。

<調査2:旅のベテランにおける旅のトラブルを年代別に比較>
経験したことのあるトラブルは、全ての年代で「盗難・すり」がトップ。
「盗難・すり」は年代が上がるほど増加傾向にあることが判った一方で、20〜30代では「交通トラブル」が最も多い結果に


(調査対象:旅のベテラン)

≪全体≫
海外旅行中に遭遇したトラブルランキング1位は「盗難・すり」で29.6%、2位は「交通トラブル」で16.3%、3位は「ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘」で14.5%となりました。「盗難・すり」は傾向として現地人の複数による犯行が多く、注意をしていても気づかないといった回答もありました。「交通トラブル」に関しては、天候や機体異常による航空機の遅延により予定時間に間に合わないといった内容が大半を占めました。「ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘」はタクシーやホテル等のサービス関連でサービスを受けた後に、不当な金額を請求されるという内容が見受けられました。

≪年代別≫
20~30代は1~3位が「交通トラブル」 (23.2%)、「盗難・すり」 (21.7%)、「ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘 」(18.8%)となりました。40代・50代はTOP3が同じで「盗難・すり」、「ぼったくり・かつあげ・強引な勧誘」、「交通トラブル」という順位になりました。60代以上は「盗難・すり」、「交通トラブル」に続き、第3位に「特になし」がランクインしました。

◎「盗難・すり」 :年代が上がるにつれて増加
→一般的に年齢を重ねるごとに注意力は下がるため、増加傾向にあるのではないかと推測されます。

◎「交通トラブル」:年代が上がるにつれて減少
→年代が上がるにつれ旅行経験が豊富になり、天候等の不可避の交通トラブル以外は回避できるようになっているのではないかと推測されます。

◎「特になし」 :年代が上がるにつれて増加
→旅行の回数を重ねて経験が多くなり、トラブルをトラブルに感じない人が増加しているのではないかと推測されます。

<調査4:旅のベテランが選ぶトラブルが少ないと感じる国>
1位の台湾に次いで「なし」が2位にランクイン


1台湾 10%
2なし 8%
3シンガポール 7%
4ドイツ 6%
5ハワイ 4%
6アメリカ 4%
7スイス 4%
8オーストラリア 4%
9カナダ 3%
10タイ 3%

トラブルが少ないと感じる国・地域では、台湾やシンガポール、ドイツ、ハワイなどが上位にランクインしました。これらの国・地域は観光地として人気が高いゆえに旅行客が多いため、治安や環境も整っており、トラブルが少ないという結果に。
しかし、その中で「なし」が2位にランクインしており、旅のベテランは常にトラブルに巻き込まれることを想定しながらも、旅行を楽しんでいることが伺えます。


【調査概要】
調査タイトル:海外トラブルに関するアンケート調査
調査対象:「DeNAトラベル」のメール会員で、計1,427名
調査期間:2015年7月20日(月)~7月26日(金)
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社DeNAトラベル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[DeNAトラベル]
 マイページ TOP