肩こりの実態調査 

2015年07月31日
ファミリーイナダは、20歳以上の男女1,000人にインターネットを使用した際の「肩こりの実態調査」を実施し、その分析結果が出ましたので、概要をお知らせします。(監修 金岡 恒治・早稲田大学スポーツ科学学術院教授)。

【今回の調査の位置付け】

12月の改正労働安全衛生法施行により、企業の従業員ストレスチェック義務付けなど、オフィスでの健康管理ニーズが高まっております。そこで、当社は、オフィス仕様のマッサージチェアを開発していく上で「肩こり」の実態を深掘りしました。

【調査トピックス】

今回の調査で、女性の多くが肩こりの自覚症状を訴える傾向が明らかになりました。国を挙げて、ビジネスの現場での女性の活躍が期待されておりますが、女性のお悩み解消へのニーズは社会的にますます高まりそうです。また、近年のスマートフォン普及に伴い、「オフィスでPC、プライベートでスマホ」というデジタル機器の長時間利用が肩こりをもたらしている可能性も伺えます。

【調査結果】

■(1) 男性の47.6%、女性の70.2%が肩こりの自覚症状あり
Q.あなたは「肩こり」「腰痛」「首痛」の不調がありますか。自覚症状があるものをすべてお選びください。(複数回答)(n=1,000)(%)

まずは「肩こり」の自覚症状があるのか「腰痛」「首痛」とともにお尋ねしました。その結果、肩こりの「自覚症状あり」は58.9%。性別では、男性が47.6%と半数未満に対して、女性が70.2%を占めるなど、男女間でも著しい差が見られました。

■(2) 女性の世代別では、20~50歳代の7~8割が肩こりの自覚症状あり
Q.あなたは「肩こり」「腰痛」「首痛」の不調がありますか。自覚症状があるものをすべてお選びください。(複数回答)(n=1,000)(%)

「肩こり」の自覚症状について、世代ごとに分析しました。男女ともに20~50歳代が比較的「自覚症状あり」と答えており、とりわけ女性は、20~50代の7~8割が肩こりの自覚症状を訴えていることがわかりました。

■(3) 肩こり率は男女ともにスマホの利用時間が長い方が高い
Q.あなたは1日の中でスマートフォンをどれくらいの時間利用していますか。(単数回答)(n=1,000)(%)
Q.あなたは「肩こり」「腰痛」「首痛」の不調がありますか。自覚症状があるものをすべてお選びください。(複数回答)(n=1,000)(%)

スマートフォンの利用時間と「肩こり率」(自覚症状あり率)の相関を調べたところ、3時間以上利用している人が71.2%と、3時間未満(未使用も含む)の56%を上回りました。男女とも同じ傾向で、女性の肩こり率は84.6%に上りました。

■(4) 1日にPCを3時間以上かつスマホ3時間以上使っている女性は全員が肩こり持ち
Q.あなたは1日の中でPCやスマートフォンをどの程度使っていますか。(n=1,000)(%)
Q.あなたは「肩こり」「腰痛」「首痛」の不調がありますか。自覚症状があるものをすべてお選びください。(複数回答)(n=1,000)(%)

さらに、PCもスマートフォンも3時間以上使っている人に限定して「肩こり率」(自覚症状あり率)を調べたところ、全体の73.8%が「自覚症状あり」と答え、女性は回答者全員が「ある」とした。


【調査概要】
実施時期:2015年7月1日(水)~2015年7月2日(木)
調査手法:インターネット調査(調査委託:株式会社マクロミル)
調査対象:20歳以上の全国男女1,000名
※学生、無職を除く/専業主婦およびパートタイム勤務の主婦は含む

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