ニキビ経験者を対象としたニキビとニキビ痕に関する調査 

2015年07月31日
ガルデルマと塩野義製薬は、ニキビ経験者600名を対象に、ニキビとニキビ痕に対する意識を探ることを目的とした調査を2015年6月に実施。

【調査結果の要約】

1. 医療機関への受診率は3割、女性の方が受診率は高い
ニキビ治療のために、医療機関を受診した人は全体の3割(194名32.3%)でした。また、男女別に見てみると、女性の方が約7%高い結果となりました。

2. きれいに治したいなら医療機関で? 「きれいに治したかったから」が受診理由の第1位
受診理由は、「きれいに治したかったから」が最多の6割(57.2%)で、「どんどん悪くなっていったから」(45.9%)、「病院で治療を受けるのが最も良いと思ったから」(39.2%)の順でした。
ニキビ痕がある人では、「どんどん悪くなっていったから」、「市販薬やクリームを試したが良くならなかったから」という受診理由がニキビ痕がない人に比べて顕著に多い結果となりました。

3. ニキビやニキビの治療を軽視している
ニキビで医療機関を受診しなかった理由は、「治療を受けなくても自然に治るから」(55.7%)、「ニキビくらいで病院に行くのは大げさだから」(42.1%)、「症状が軽いので病院に行くほどでもないから」(41.9%)、「ニキビは洗顔や市販薬で治るから」(38.9%)が大半を占め、ニキビ治療を軽視している傾向が見られました。
また、ニキビについての考え方では、「軽いニキビであればニキビ痕にならないと思う」が77.2%と、多くの人がニキビ痕に関する誤った認識をもっており、ニキビを軽視する傾向が見られました。

4. ニキビに対する対処への満足度
受診経験者の61.3%がニキビに対する対処に満足している一方、未受診者の自己流ケアに対する満足度は50.7%と、受診経験者の方が満足度が高い結果となりました。
ニキビに対する対処に不満足な理由では、「ニキビ痕が残ったから」(59.3%)が最多で、次いで「ニキビが再発したから」(39.6%)、「完治するまでに時間がかかったから」(31.3%)でした。特に、未受診者では「ニキビ痕が残ったから」という理由が65.5%と際立って高い結果となりました。
一方、ニキビ痕の有無で見てみると、ニキビ痕がない人の約8割(78.2%)がニキビに対する対処に満足している一方で、ニキビ痕がある人では約4割(38.2%)にとどまりました。
ニキビ痕の有無が、満足度を大きく左右することが推察できます。

5. ニキビ痕が残った人は、実にニキビ経験者の6割
男女別でみると女性の65.3%、男性の55.0%が「ニキビ痕がある」と回答。男性よりも女性の方に多いという結果でした。女性では90.8%、男性でも72.1%が「「ニキビ痕」が気になっている(気になる+どちらかというと気になる)」と回答しています。

6. 「ニキビ痕の治療をしても痕が残った」が5割、ニキビ痕は容姿コンプレックスの一因にも?
ニキビ痕があり、かつニキビ痕の治療を受けたことがある人の約5割(46.3%)が「(ニキビ痕を)治療してもニキビ痕が残った」と答えており、一度ニキビ痕ができてしまうと元に戻すのは容易ではないということが改めて浮き彫りになりました。
また、6割以上の人が、「ニキビ痕があると異性にもてない」(67.2%)、「ひどいニキビ痕は、就活や婚活で不利だ」(63.5%)と回答しました。ニキビ痕が容姿コンプレックスの一要因となる可能性が否定できません。


【調査概要】
調査主体:ガルデルマ株式会社・塩野義製薬株式会社
調査目的:ニキビとニキビ痕に対する意識と治療の実態を探る
調査対象:ニキビ経験者
調査地域:全国
有効回答数:600名(15~39才、男性300名・女性300名)
調査期間:2015年6月5日(金)~ 6月8日(月)
調査手法:インターネット調査

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[ガルデルマ]
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