2016年度新卒採用に関する企業調査(2015年6月状況) 

2015年07月29日
アイデムの人と仕事研究所は、2016年度の新卒採用を行う企業の新卒採用業務担当者1,000名を対象に調査を実施。

【調査結果】

▼2016年度新卒採用活動状況

【進捗】
・「現在行っている」55.0% 「まだ何も行っていない」26.2% 「既に終了している」18.8%
採用活動の終了予定時期(「現在行っている」「まだ何も行っていない」と回答している企業)は、「2015年10月~12月末頃まで」34.0% 「2016年1月~3月末頃まで」27.0%

【スケジュール】
・エントリー受付開始時期 「3月」10.5% 「4月」12.4%
・面接選考開始時期 「4月」9.8% 「6月」9.9%
・内定を出し始める時期 「6月」9.6% 「8月」9.6%

各項目の実施時期は、特定の月にはあまり集中せず、各月に分散している傾向

【採用予定人数】
・前年度より「増えた」15.9% 「減った」10.1% 「変わらない」73.9%
・採用予定人数よりも「多めに」内定を出す企業は32.4%

【内定承諾書等の提出】
・「求めている」62.9%
・そのうち74.0% が、提出期限を内定通知後1ヵ月以内に設定

【費用】
・「100万円~300万円未満」19.5% 
・比重が高いのは、「就活ナビサイトの利用費」「会社案内やパンフレット等資料作成費」

【採用活動の満足度】
・採用活動の満足度 採用活動全体について「満足計」は、30.9%
〈満足計〉応募者…「数」45.6% 「質」40.6%
     内定者…「数」37.8% 「質」46.4%

▼2016年度新卒採用活動の採用・選考手法

【応募窓口】
・「自社の採用ホームページ」63.3% 「就活ナビサイト」33.5%

【採用ターゲット校】
・「定めている」14.5% 従業員規模1,000人以上の企業では2割超

【懇意にしている学校】
・「ある」23.6% 従業員規模1,000人以上の企業では3割超

【応募者を選考につなぎとめる工夫】
・「職場見学会」24.6% 「座談会」23.2% 「定期的な連絡」21.3%

【選考方法】
・「個人面接」82.9%  「履歴書」74.0% 「筆記試験等」32.8% 「グループ面接」 27.1% 「ES」22.3%
・前年度(2014年6月1日状況調査)と比べ、個人面接が増加、書類・試験関連が減少

【インターンシップ】
・過去3年以内に「行った」30.8% 「選考の一環」と捉える企業が最も多く、42.5%
・前年度(2014年6月1日状況調査)と比べ、「選考の一環」とする企業の増加が目立つ
インターンシップを実施した企業の9割近くで、参加者に採用選考へと進んでいる学生がいる

【求める人材像と採用基準】
・求める人材像の明確化と、採用基準への落とし込みがされている企業は27.1%
・従業員規模が大きいほど回答割合が高い。
・回答割合が高いほど、採用活動結果への満足度も高い傾向

【コンピテンシー分析】
・新卒採用にあたり、社員のコンピテンシー分析の結果を選考の指標として取り入れている企業は20.3%
・従業員規模1,000人以上の企業では35.0%に上る

▼その他

【保護者の就職活動への関与】
・「保護者から直接問い合わせ等があった」38.9%
・「募集要項や採用関連情報」30.3% 「入社後の処遇」30.1% 「事業内容や経営状況」24.7%

【クールビズ】
・“クールビスでの来社OK”を「周知している」48.9%
・“クールビスでの来社OK”を「周知していない」が、応募者がクールビズで来社した場合に持つ印象は、「できれば、ジャケットやネクタイ着用で来社してほしい」50.1%「全く問題ない」49.9%


【調査概要】
調査対象:2016年度の新卒採用を行う企業の新卒採用業務担当者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2015年6月13日~15日
有効回答:1,000名

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