墓じまい経験者の意識調査 

2015年07月29日
まごころ価格ドットコムが運営する、日本初のお墓ネット専門店「お墓まごころ価格.Com」は、社会問題化している無縁墓(管理者がいなくなった墓)と、無縁化を防ぐために年々需要が高まっている「墓じまい」に関してその現状を調査すべく、「墓じまい経験者の意識調査」を、全国の墓じまい経験者100人(20~60代男女)を対象に実施。

【調査結果】

調査結果①.墓じまい 35%がトラブルに遭遇!6人に1人は「親族間トラブル」を経験!

「墓じまいを行った中で、トラブルや困った経験があったかどうか」を尋ねると、35.0%が何らかのトラブルを経験したことがわかりました。その中で最も回答を集めたものは「親族間トラブル」で17.0%が回答しました。具体的には下記のようなもめ事が起こったようで、トラブル回避のためには事前に親族間できちんと話し合いやお墓管理に関する役割分担をしておくことが重要といえそうです。

<一番印象に残っているトラブルや困った経験(一部抜粋)>

●普段墓の面倒をみない親戚が、一つにまとめなくていいと言い張り、困った。婿に行く前からあった墓に愛着があり、本家ならきちんと面倒をみるべきと言ってた。
(30代女性/岐阜県)

●墓じまいをして納骨堂に納めることに対して、親戚から嫌味をいわれた。
(30代女性/大阪府)

●長男長女である事が理由で、責任と負担、その次の子世代が管理する事も当然の事のように周りから言われる。子供達だって、国内でも遠方や、海外に転勤や引っ越しをする事ができなくなる。(30代女性/東京都)

調査結果②. 4人に1人が「離檀料」が予想を超える金額に!

「墓じまいの準備をしていく中で、当初予想していたこととのギャップがあったかどうか」を尋ねたところ、49.0%がギャップを感じていたことが判明しました。一番多い回答を集めたものは「お寺に支払う離檀料が予想を超えた」(25.0%)で、次いで多かったものは「墓石店に支払う墓石解体費が予想を超えた」(20.0%)でした。この結果から、墓じまいにかかる費用の想定は難しいということが窺えます。

<感じたギャップのうち、最も印象に残っていること(一部抜粋)>

●お寺に払う料金が予想していたよりも高かったが、今まで殆どほったらかしにしていた状況だったので払いました。(40代女性/東京都)

●墓石建立に100万円だったのに、解体料金も100万円かかるとは、驚いた。
(40代男性/静岡県)

●費用が全く見えなかったので、必要以上に心労が絶えませんでした。
(40代男性/埼玉県)

調査結果③.6割がお墓管理からの解放に期待するも、新墓なしだと半数が 「わびしい」 気持ちに

「墓じまいを決めた当時のお墓管理からの解放に対する期待感」を聞くと、58.0%が「期待していた」と回答しました。しかし、その一方で墓じまい後に新しいお墓の建立を行わなかった人53名に「墓じまいと遺骨の供養が終わった後、遺骨に対して手を合わせ拝むことはできるが、墓石が無いわびしさを感じたかどうか」を尋ねたところ、49.1%が「わびしさを感じた」と回答しました。お墓管理には大変さはあるものの、お墓があることで感じられる特別な思いというものも存在するのかもしれません。


【調査概要】
調査名:墓じまい経験者の意識調査
調査対象:墓じまい経験者100名(20~60代男女 全国)
調査期間:2015年6月25日(木)~30日(火)
調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

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[PRTIMES]
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