「サーバントリーダー」についてのアンケート調査 

2015年07月29日
エン・ジャパンが運営する『エン転職コンサルタント』上で、サイト利用者1,380名を対象に「サーバントリーダー」についてアンケートを実施。

【調査結果概要】

サーバントリーダーシップとは、目標に向かって邁進する部下や仲間を支援するリーダーシップのこと。「俺について来い」といった牽引型のリーダーとは異なるタイプのリーダーです。今求められているリーダー像はどちらのタイプなのでしょうか。
今回の結果では、牽引型リーダーよりもサーバントリーダーに軍配が。しかしながら、今の上司はサーバントリーダーではないと回答した方が6割超と、理想と現実は異なる状況であることが垣間見える結果となっています。また、サーバントリーダーが組織にいるメリットを伺うと、多くの方が「メンバーが主体性を持ち活躍できるようになる」と回答。サーバントリーダーの存在がメンバーのやる気を引き出し、チーム全体で高い成果を上げることにつながっているようです。

【調査結果詳細】

1:リーダー像として求められているのは、牽引型リーダーよりもサーバントリーダー。
一方、今の上司は「サーバントリーダーではない」と回答した方が6割超え。


目標に向かって邁進する部下や仲間を支援するサーバントリーダー。30歳以上の転職希望者に「サーバントリーダーと牽引型リーダーどちらと働きたいですか」と伺ったところ、77%の方が「サーバントリーダー」と回答しました。「俺についてこい」といったタイプのリーダー像は、今や時代遅れになりつつあると言えそうです。
また、「現在(もしくは直近)の職場の上司がサーバントリーダータイプですか」という質問については、6割以上の方が「いいえ」と回答。一緒に働きたいのはサーバントリーダーですが、実際の上司は違うタイプという理想と現実では異なる状況にあることがわかる結果となりました。

2:サーバントリーダーの良いところは、メンバーが活躍しやすい環境が作れること。
半数以上の方が、企業・組織にサーバントリーダーがいることで、「メンバーが主体性を持ち、活躍できるようになる」というメリットがあると回答。


サーバントリーダーの良いところについて伺うと、「メンバーが活躍しやすい環境が作れること」(57%)という回答が最多となりました。また、企業・組織にサーバントリーダーがいるメリットについて伺うと、上位には「メンバーが活躍しやすい環境を作り出せる」(51%)、「メンバーが自主自立をした動きをするようになる」(50%)といった回答が並びました。サーバントリーダーの存在が、メンバーの主体性を引き出しチーム全体で高い成果を上げることにつながっているようです。
常にビジネス環境が変化している中、メンバーがリーダーの指示に従って動くだけでは成果を出すことが難しくなっています。そのため、メンバーのやる気を引き出し、活躍しやすい環境を整えることができるサーバントリーダーが求められていると考えられます。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:『エン転職コンサルタント』利用者 1,380名
調査期間:2015年5月1日 ~ 2015年5月31日

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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