消費者調査「ノートン オンライン調査 子どもの安全なインターネット利用」 

2015年07月16日
シマンテックのセキュリティソフト「ノートン」は、消費者調査「ノートン オンライン調査 子どもの安全なインターネット利用」を発表。

今回の調査で、日本の多くの親が子どものインターネットの利用状況を把握しておらず、また、子どもがインターネットを利用するにあたって、何かしらの安全対策を講じている親は全体の3割程度しかいないことがわかりました。

ノートン オンライン調査は、4月~5月に日本全国の消費者1,020人を対象に行われたインターネットセキュリティについての調査で、調査対象のうち577人の子どもを持つ保護者に対して、子どものインターネット利用状況に対する保護者の理解と関与について調べました。本調査の結果、保護者の88%が子どものオンライン行動を正確には把握していないことが明らかになりました。

また、ノートン オンライン調査では、多くの場合、子どものインターネット利用は子どもの自由に委ねられており、便利な反面、危険も混在しているインターネット上の様々な問題などについて、子どもとの話し合いが行われていないことがわかりました。インターネットを利用するにあたって、子どもと話し合ったことがある保護者は45%で、半数以下という結果となりました。話したことがある内容の上位は、「性に関する話題を避けること(45%)」「ソーシャルメディア上のプライバシー設定を利用すること(43%)」「インターネット上で使う言葉に注意すること(40%)」となっています。

ネットいじめについての調査では、66%の保護者が、自分の子どもがネットいじめにあったことがないと答えており、実際にネットいじめにあったことがあると回答した人はわずか3%でした。反面、32%の保護者は、子どもがネットいじめにあったことがあるかどうかわからないと回答しています。保護者の大多数が子どものインターネット活動を正確には把握していないという結果を鑑みると、隠れたネットいじめにさらされている可能性も否定はできません。

また、多くの保護者が、子どもがインターネットで様々な危険にさらされる可能性について懸念している一方で、インターネット利用に対するルールや、利用する機器の保護設定を行うなど、なんらかの対策をとっている保護者は、たった3分の1(36%)しかいませんでした。

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[シマンテック]
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