2016年度 新卒採用活動 企業動向調査(2016年度新卒採用実施企業) 

2015年07月21日
ジョブウェブは、2016年度新卒採用実施企業を対象に採用活動に関する調査を行い、「採用活動の後ろ倒しによる影響による16卒採用の課題」について尋ねました。

【調査サマリー】

・16卒の採用の課題は『学生の選考モード調整』が57.1%、次いで『クロージング時期』42.9%

・16卒採用で追加母集団形成を検討中企業は78.6%

・追加母集団形成施策は『新卒紹介』が28.6%で最多

・17インターンシップは実施予定が39.3%で最多。できれば実施したいも含めると71.4%。


【調査詳細】

■16卒採用の課題は、『学生の選考モード調整』が57.1%で最多。次いで『クロージング時期』が42.9%、『会社説明会の集客』が35.7%。

現時点で感じている16卒採用の課題は、就活後ろ倒しにより就活モードになかなか入らない学生に対する『学生の選考モード調整』が57.1%で最多となった。次いで内定出しなどの『クロージング時期』が42.9%、『会社説明会の集客』が35.7。内定出しが始まっている中で「8月以降に良い学生に選考を受けてもらえるかわからない」や、「学校推薦の確保が例年以上に苦戦」といった声も見られた。

■16卒採用で追加母集団形成を検討中企業は78.6%。

現時点で予定採用人数に不足し、これから学生の追加募集(選考母集団形成施策)を実施、もしくは検討している企業は78.6%。内訳は『実施は未定』が48.2%、『実施を意志決定済み』が30.4%となった。追加施策の検討は大半の企業が想定しているようだが、8月を前に企業側の意志決定の難しさを感じる。

■追加母集団形成施策は、『新卒紹介』が28.6%で最多。

追加母集団を形成するための施策として検討されているのは『新卒紹介』が28.6%で最多。
次いで『今期利用媒体での追加施策』と『オファー、スカウト』が16.1%。
追加施策には、初期費用が発生しない、もしくは低コストの施策が選ばれている。
その他には、16卒内定者からの紹介、学校訪問、お知り合いの企業との共同説明会などがあった。

■翌インターンシップは実施予定が39.3%で最多。できれば実施したいも含めると71.4%。時期は「夏」と「秋・冬」が、共に44.2%と同ポイントに。

インターンシップは実施前向き71.4%とインターンシップ人気は根強い。
一方で開催時期は「夏時期」と「秋・冬合算」が共に44.2%と同ポイントとなった(夏:44.2% 秋:26.9% 冬;17.3%)。夏に予定をしていたが、16卒採用の成り行きを踏まえ、開催を秋・冬時期に移行している様子がうかがえる。


【調査概要】
調査期間:2015年6月22日(月)~29日(月)
調査対象:2016年度新卒採用実施企業56名

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