シニア世代の栄養摂取に関する意識・動向調査(40代以上男女対象) 

2015年07月15日
ソーシャルサービスは、主に病院・福祉施設向けの栄養・嚥下(えんげ)補助食品を開発・製造・販売するニュートリーと共同でソーシャルサービスが運営するシニアを中心とした会員組織にて、シニア世代の栄養摂取に関する意識・動向調査を実施。(なお、本調査は3回に分けて発表する。)

【総括】

効率よく栄養摂取をしているシニアは約8割。「医療機関への受診で、不調発覚」がきっかけ。
日常の食生活で「栄養バランスを効率よく摂取」しているシニアは、約80%。きっかけは、「健康診断で体の問題があった」や「病気になった」で、次に「食生活の乱れを自覚した」ときや「体調不良を感じた」ときも要因に挙がっています。また、日常的に栄養摂取に関する情報源として、参考にしているものは「テレビ番組(51%)」や「知人友人の口コミ(31%)」でした。しかし、栄養摂取に関する情報源の中で最も信頼できるものは何かの問いでは、「医療機関などでの栄養指導(28%)」が一番となりました。
シニアが【効率の良い栄養摂取】を実行する動機づけは、「最も信頼できる情報源となる医療機関への受診で、不調が発覚したとき」と推察されます。

【アンケートの主な結果】

●7割以上のシニアが、日常的に効率の良い栄養摂取を心がけ、実行。
「日常の食生活に効率の良い栄養摂取を取り入れていますか?」の問いでは、調査対象全体で「取り入れている」と答えたのが72%で、「取り入れていない」が27%でした。7割以上のシニアが、日常的に効率の良い栄養摂取を心がけ、実行に移していることがわかりました。

●効率の良い栄養摂取のきっかけは、「医療機関受診で不調発覚」が要因、4割以上。
「効率の良い栄養摂取を取り入れるようになったきっかけ」をたずねると、「健康診断で問題があったから(21%)」、「病気をしたから(15%)」、「健康診断の結果で医師から指導されたから(10%)」となりました。医療機関への受診で、体の不調が発覚したことが「効率の良い栄養摂取を取り入れる」大きな要因であることがわかりました。また、「食生活が乱れていると感じたから(15%)」、「なんとなく体調が悪いから(12%)」も要因の上位となり、医療機関への受診をしないまでも、体の不調を自覚した場合に、栄養摂取の改善を実行することがわかりました。

●最も信頼できる情報源は「医療機関」が3割弱。次いで、テレビ番組や口コミの順に。
「栄養摂取について、どのような情報源を参考にしているか?」の問いでは、「テレビ番組(51%)」、「友人知人からの口コミ(31%)」、「医療機関等の栄養指導(28%)」という結果となりました。一方で、「栄養摂取についての情報源の中でも、最も信頼できる情報源は何ですか?」の質問では、「医療機関などの栄養指導(28%)」、「テレビ番組(25%)」、「友人知人からの口コミ(8%)」の順となりました。この点から、シニア世代は医療機関からの情報を最も信頼し、参考としてテレビ番組から情報を獲得していることがわかりました。


【調査概要】
調査内容:「栄養療法の消費者意識」に関する調査
調査目的:「栄養療法」に対する意識・認知度など実態の把握
調査方法:郵送調査(ポスタルくらぶモニター会員)
調査時期:2015年3月中旬~3月31日
調査対象:全国に在住する40代以上の男女
回収方法:男女半数ずつのシニアパネルに対して郵送、自由回答にて回収
回答総数:300名
調査主体:株式会社ソーシャルサービス(協力:ニュートリー株式会社)

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ニュートリー]
 マイページ TOP