代行サービスと頼みます・引き受けますサイトの利用比較調査 

2015年07月07日
RJC リサーチは、「シェアリング系個人仲介サイトと事業者系サービスの比較調査」(以下、シェアリング調査)のシリーズ第 1 回「レンタルサービスとシェアリングサイトの利用比較調査」に引き続き、第 2 回「代行サービスと頼みます・引き受けますサイトの利用比較調査」を実施。

【調査企画の背景】

これまで、多くの企業が家事やベビーシッターなど様々な代行サービスを提供してきました。一方で、最近では個人間で代行を依頼できるプラットフォーム(以下「頼みます・引き受けますサイト」)も注目を集めています。
そこで今回、変わりつつあるこの「代行」市場の将来を展望するため、全国の 20~59歳の男女 400人を対象に「代行サービス※1」「頼みます・引き受けますサイト※2」のそれぞれについて、これまで
の利用経験と今後の利用意向を調査しました。

※1 代行サービスとは・・・事業者が個人の代わりに身の回りのことをしてくれるサービス
(例:家事代行サービス、ベビーシッターサービスなど)
※2 頼みます・引き受けますサイトとは・・・個人間で、身の回りのことをしてくれる人を見つけ、依頼できるプラットフォーム
(例:「タイムチケット」、「子育てシェアリング」)

【調査結果のポイント】

1. 普段の生活で“自分でできず、誰にも頼めず困った経験”がある人は 34%
困ったことのトップ 3 は「自宅の家事」33.1%、「日常の買い物」29.4%、「限定品の購入」25.0%。

1 位 自宅の家事 33.1%
2 位 日常の買い物 29.4%
3 位 限定品の購入 25.0%
4 位 手続き上の保証人の確保 15.4%
5 位 自家用車の運転 14.7%

2. 「限定品の購入」代行に期待感
実際に困った経験のある人に、困ったことに対応してくれるサービスについて尋ねると、「限定品の購入」の利用意向が特徴的。代行サービス、頼みます・引き受けますサイトともに、利用意向率が認知率を 20 ポイント以上上回っており、「知っていれば頼みたかった」という人が一定層存在する様子がうかがえる。サービスの認知が広がれば、利用者は増えそうだ。

3. 頼みます・引き受けますサイトの課題は“不信感”の払拭
頼みます・引き受けますサイトに関する意見を見てみると「便利・助かる」という有用性に関するポジティブな回答がある一方で、個人間取引特有の問題点である「相手への不信感」に関わるネガティブな回答も多く見られた。これらのイメージの払拭が頼みます・引き受けますサイトの今後の課題といえる。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象者:インターネット調査登録モニターのうち 20~59歳の男女
サンプル構成:男性 200 名、女性 200 名
調査期間:2014 年 12 月 13 日(土)~12 月 16 日(火)
調査実施機関:株式会社 RJC リサーチ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[RJCリサーチ]
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