2015年7月1日時点の 「住宅地価格動向」「中古マンション価格動向」の調査 

2015年07月09日
野村不動産アーバンネットは、2015年7月1日時点の「住宅地価格動向」「中古マンション価格動向」の調査を実施。

【調査結果のポイント】

■4-6月期の特徴 (四半期ベースの比較)
首都圏の「住宅地価格」・「中古マンション価格」共に、平均変動率は9四半期連続でプラスとなりました。

・4-6月期の「住宅地価格」は、首都圏エリア平均では0.5%(前回0.5%)の変動率となりました。
四半期比較で「値上がり」を示した地点が27.8%(前回25.2%)、「横ばい」が69.5%(前回74.2%)、「値下がり」が2.6%(前回0.7%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しています。エリア別の平均変動率では2四半期連続で全エリアがプラスとなりました。

・4-6月期の「中古マンション価格」は、首都圏エリア平均で0.8%(前回1.0%)の変動率となりました。
四半期比較で「値上がり」を示した地点が31.7%(前回36.2%)、「横ばい」が63.0%(前回61.5%)、「値下がり」が5.2%(前回2.3%)となり、横ばい地点と値下がり地点が増加し、値上がり地点が減少しています。エリア別の平均変動率では3四半期連続で全エリアがプラスとなりました。

■2014年7月-2015年6月の特徴 (年間ベースの比較)
首都圏の「住宅地価格」・「中古マンション価格」共に、平均変動率は7四半期連続でプラスとなりました。

・年間ベースの住宅地価格変動率は、首都圏エリア平均で2.4%(前回2.2%)となりました。
年間比較では、「値上がり」を示した地点が59.6%(前回56.3%)、「横ばい」が32.5%(前回36.4%)、「値下がり」が7.9%(前回7.3%)となり、値上がり地点と値下がり地点が増加し、横ばい地点が減少しました。エリア別の平均変動率では千葉を除いてプラスとなりました。

・年間ベースの中古マンション価格変動率は、首都圏エリア平均で2.9%(前回2.2%)となりました。
年間比較では、「値上がり」を示した地点が57.4%(前回55.0%)、「横ばい」が29.6%(前回28.0%)、「値下がり」が13.0%(前回17.0%)となり、値上がり地点と横ばい地点が増加し、値下がり地点が減少しました。エリア別の平均変動率では全エリアがプラスとなりました。


【本調査について】
本調査は、平成元年よりスタートし、「野村の仲介+(PLUS)」各店舗の営業エリアにおいて、調査地点・対象マンションを選択し、通常取引を想定して実勢価格を査定しております。調査は3ヶ月毎(1月、4月、7月、10月)に実施し、調査結果につきましては、不動産情報サイト「ノムコム」上で公表しております。

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