今年の夏のボーナスに関するアンケート調査(18~69歳男女対象) 

2015年07月09日
カルチュア・コンビニエンス・クラブは、Tカードを利用している18~69歳の男女1,500名のT会員を対象に、インターネット上での意識調査「Tアンケート」によって、『今年の夏のボーナスに関するアンケート調査』を実施。

【調査ダイジェスト】

●今年の夏のボーナス、「増えた」と回答した人は25.2%。「減った」と回答した人は18.5%
 職業別では、公務員は40.0%が「増えた」、正社員・契約社員は26.7%が「増えた」
 
●正社員・契約社員、公務員の希望ボーナス支給額は83.2万円。今年の夏のボーナス支給額は?
 公務員の上位は「50万円以上~75万円未満」「30万円以上~50万円未満」
 正社員・契約社員の上位は「30万円以上~50万円未満」「20万円未満」

●今年の夏のボーナスで使う予定のモノ・コトは?
 1位「預貯金」(61.4%)、2位「生活費の補てん」(26.5%)、3位「国内旅行費用」(22.3%)
 18~29歳の女性は8割弱が「預貯金」に!

●今年の夏のボーナスで買う予定のモノは?
 1位「サーキュレーター・扇風機」、2位「稽古・学習費(スキルアップ・自分磨き)」、
 3位「NISA(投資)」、4位「時計」、5位「夏対策寝具類」、6位「レイコップ」「4Kテレビ」

【調査結果詳細】

●今年の夏のボーナス、「増えた」と回答した人は25.2%。「減った」と回答した人は18.5%
 職業別では、公務員は40.0%が「増えた」、正社員・契約社員は26.7%が「増えた」


百貨店やデパート、専門店などでは夏のセールが始まり、6月30日には公務員へのボーナスが支給され、管理職を除く行政職の平均支給額は約61万9,900円と過去3年連続の伸びであると報道がされています。一方の民間企業では、6月10日か7月10日にボーナスが支給される企業が多く、この夏のボーナス状況やその消費について関心が高まりつつあります。そのような中、今回のTアンケートでは、18~69歳までの男女1,500名の皆さんを対象に「今年の夏のボーナス」について聞いてみました。
まず、ご自身もしくは家族で、今年の夏のボーナスが出た方のうち、今年のボーナスが昨年のボーナスと比較して、支給額が増えたか、もしくは減ったかを聞いたところ、「増えた」と回答した人は全体の25.2%、「変わらない」と回答した人は46.4%、「減った」と回答した人は18.5%となり、「減った」人より「増えた」人が多いことが分かりました。この回答者を職業別に見てみると、公務員では40.0%が「増えた」と回答した一方で、「減った」と回答した人が11.7%にとどまりました。正社員・契約社員では、「増えた」と回答をした人は、公務員と比較すると13.3ポイントマイナスの26.7%となり、「減った」と回答した人も公務員と比較して8ポイントプラスの19.7%で、公務員と民間企業では今年の夏のボーナスの増減に差が出る結果となりました。

●正社員・契約社員、公務員の希望ボーナス支給額は83.2万円。今年の夏のボーナス支給額は?
 公務員の上位は「50万円以上~75万円未満」「30万円以上~50万円未満」
 正社員・契約社員の上位は「30万円以上~50万円未満」「20万円未満」


続いて、今年の夏のボーナスの支給額を聞いたところ、全体で多かった回答上位から「30万円以上~50万円未満」(19.5%)、「20万円未満」(16.8%)、「50万円以上~75万円未満」(14.9%)となりました。職業別では、公務員の平均支給額が約61万9,900円との報道にもあるように、公務員の上位は「50万円以上~75万円未満」で全体よりも21.6ポイントプラスの36.5%、続いて「30万円以上~50万円未満」(30.2%)となりました。正社員・契約社員では、上位から「30万円以上~50万円未満」(20.6%)、「20万円未満」(17.2%)となり、増減具合と同じく、実際の支給額においても公務員と民間企業での差が見受けられました。また、希望するボーナス支給額を聞いたところ、正社員・契約社員と公務員の平均希望額は83.2万円となりました。実際の支給額と希望支給額を比較して見ると、今年の夏のボーナスをもらった、もしくはもらう予定と回答した人の実際の支給額が「20万円以上~30万円未満」の人の平均希望額は47.9万円、実際の支給額が「30万円以上~50万円未満」の人の平均希望額は66.9万円、実際の支給額が「50万円以上~75万円未満」の人の平均希望額は89.8万円となりました。各支給額のあいだを平均額とした場合、それぞれ実際の支給額より20~30万円増のボーナスを希望していることが分かりました。

●今年の夏のボーナスで使う予定のモノ・コトは?
 1位「預貯金」(61.4%)、2位「生活費の補てん」(26.5%)、3位「国内旅行費用」(22.3%)
 18~29歳の女性は8割弱が「預貯金」に!


人それぞれ支給されたボーナスの増減があるものの、実際のボーナスは何に使われたのか?使われる予定なのか?を聞いたところ、全体で見ると1位は「預貯金」(61.4%)、2位は「生活費の補てん」(26.5%)、3位は「国内旅行費用」(22.3%)、4位は「ローンの返済」(21.5%)、5位は「税金の支払い」(10.3%)となり、3位の旅行を除いて全てが消費ではなく、生活していく上での必要なコトに使われる、堅実な状況が分かる結果となりました。性年代別で見てみると、今年の夏のボーナスを「預貯金」に回すとの回答割合が最も多かったのは18~29歳の女性で「77.1%」、「投資・資産運用」に回すとの回答が最も多かったのは18~29歳の男性で「14.6%」となり、若年層の間で将来に向けた備えを重視している状況が見受けられました。

●今年の夏のボーナスで買う予定のモノは?
 1位「サーキュレーター・扇風機」、2位「稽古・学習費(スキルアップ・自分磨き)」、3位「NISA(投資)」、4位「時計」、5位「夏対策寝具類」、6位「レイコップ」「4Kテレビ」


多くの方が堅実なボーナスの使い方をすることが分かりましたが、その中でも実際にモノを購入すると回答した人のうち、具体的にはどういったモノに使う予定(もしくは使った)であるかを選択式で聞いたところ、1位は今年じわりと流行の兆しを見せている「サーキュレーター・扇風機」(19.1%)が選ばれました。続いて2位は、こちらも堅実的な使途として「稽古・学習費(スキルアップ・自分磨き)」(17.2%)、3位は2014年にスタートした「NISA(投資)」(16.3%)、4位は高額商品でもある「時計」(12.9%)、5位は夏の熱帯夜も涼やかに過ごせるアイテム「夏対策寝具類」(12.0%)、6位は昨年から人気家電としても注目度が高い「レイコップ」と「4Kテレビ」(10.5%)がランクインしました。


【調査概要】
調査方法:インターネット (Tアンケート)
調査期間:2015年6月24日(水)~6月27日(土)
調査地域:全国
調査対象:18歳~69歳の男女 (T会員)

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