「食器洗い乾燥機」に関する意識・実態調査(20~50代男女対象) 

2015年07月07日
パナソニックは、20~50代の男女4,700名を対象として、「食器洗い」および、「食器洗い乾燥機」に関する意識・実態調査をおこないました。また、食器洗い乾燥機の普及率の理由を調べる目的で、県民性に詳しい、矢野新一氏に取材をおこないました。

【調査結果】

■ 食器洗い乾燥機の普及率は“西高東低”!普及率1位は「奈良県」に

2014年5月に当社と三菱総研が調査したところ、全国の食器洗い乾燥機(ビルトイン型・卓上型)の普及率は平均28.4%でした。47都道府県の中でも普及率が高かったトップ3としては、1位「奈良県」(49.6%)、2位「香川県」(46.2%)、3位「広島県」(43.5%)で、普及率が低かったのは、47位「北海道」(15.5%)、46位「青森県」(18.9%)、45位「沖縄県」(19.6%)となっています。

普及率の分布を見ると、北海道・東北地方を中心とした“東側”は 普及率30%未満の都道府県が集中。反対に“西側”は、トップ3の県を含め、全体的に普及率が高く、“西高東低”の図式が浮かび上がります。食器洗い乾燥機の普及率が高く、そのメリットを感じている人が多いであろう“西側”に対して、普及率が低い“東側”は、まだ食器洗い乾燥機を使用することに対してのイメージがわかない、あるいは、購入のハードルが高い可能性があると考えられます。

そこで、この調査結果をふまえ、このたび、20~50代の男女4,700名を対象とした、全国の食器洗い、および、食器洗い乾燥機についての意識・実態調査をおこないました。

■ 全国の食器洗いの実態を大調査:食洗機購入のハードルには人間関係も?

◇ 約3人に1人が「ストレスに感じる」食器洗い、毎日している人が約7割に…

はじめに、全国の食器洗いについての実態を調査しました。自分で食器洗いをする頻度を聞くと、「1日に2回以上」(48.3%)と回答した人がもっとも多く、次いで「1日に1回程度」(20.7%)と、毎日食器洗いをしている人が全体の約7割にのぼりました。 1回の食器洗いに費やす時間は平均13.05分で、全国的に大きな差はなく、1回あたりの時間は長くはないものの、頻度を考えると、食器洗いの負担やストレスを感じる人も少なくないと想定されます。そこで、食器洗いに対して面倒・億劫など、ストレスを感じるどうかを調べたところ、35.5%と約3人に1人が「ストレスを感じる」と回答。中でも福井県(46.0%)、岐阜県(45.0%)、鳥取県(43.0%)はストレスに感じている人が多い結果となりました。

◇ スペースがない、電気・水道代がかかりそう…夫・姑への遠慮も購入ハードルの可能性あり!?

続いて、食器洗い乾燥機を使っていない人を対象として、その理由を調べました。その結果、もっとも多かった理由は「キッチンに置くスペースがないから」(53.6%)で、 多くの人が食器洗い乾燥機に対して、“大きい”、“スペースをとる”といったイメージを抱いている様子。また、「電気・水道代がかかりそうだから」 (27.0%)、「設置をするのに手間がかかりそうだから」(20.5%)といった、金銭面や手間に関してもネックになっているようです。

特徴的だったのは北海道・東北地方の結果で、「贅沢品なイメージがあるから」と回答している人が全国的に見ても多くなりました。中でも北海道はこのイメージを持っている人が全国トップで25.3%と、全国平均(15.3%)を10ポイント上回りました。サイズや金銭面、手間などに加えて、食器洗い乾燥機が持つイメージも、導入にあたってのハードルになっている可能性も考えられます。

実際に、「水道代、電気代が今よりもかかりそう」(男性・ 47歳・香川県)や、「キッチンが狭いと感じているので、便利そうだと思いつつ購入を考えたことがなかった」(女性・38歳・広島県)などの声が多く見られ、食器洗い乾燥機に対する固定イメージがあることが明らかになりました。
これらに加えて、「夫や姑に対する遠慮があり、一生懸命お願いしても聞き入れてもらえるかどうか分からない」(女性・57歳・香川県)や、「食器を洗わなくていいのは便利だと思うし使ってみたいが、家族が嫌がる」(女性・52歳・京都府)といった、家庭内での人間関係がネックになっているという声が特に女性から多く挙がっています。「今はキッチンが狭いが、将来的 には購入して楽をしたいと思っている」(女性・28歳・鹿児島県)といった、実は使ってみたいという意見も目立ち、購入にあたってのハードルと同時に、ジレンマも感じられる結果となりました。

◇ 食器洗い乾燥機でストレス軽減!使用者がメリットに感じること1位は「時短」の結果に

一方、食器洗い乾燥機を使っている人は、時短やストレスの軽減などにメリット・魅力を感じている人が多く、メリットを感じるポイントとしてもっとも多かったのは、「食器洗いにかけていた時間が短縮できた」(57.7%)でした。また、「食器洗いの負担・ストレスが減った」(48.4%)もそれに次ぐメリットとして回答が集まり、食器洗いのストレスを食器洗い乾燥機が軽減していることが分かります。それ以外にも、「効率的に家事ができるようになった」(21.6%)、「節水につながった」(20.9%)、「食器洗いによる手荒れがなくなった・気にならなくなった」(17.4%)など、効率だけではなく、手洗いだったときに感じていた弊害についても、気にならなくなった人もいるようです。

具体的に、普段の生活においてどのように利点を感じているかを聞くと、以下のようなコメントが集まりました。

「オープンキッチンのため食器洗いの音が団らんやテレビ視聴のときに気になったが、食洗機ではその点が軽減された。また、実際に節水につながった。」(男性・51歳・福島県)

「食洗機を回している間にかなり他の用事ができるので、洗濯機と同じだと思う。ピカピカになるし、来客の際にも気を使わせることなく、家事で不機嫌になるより便利なものは使った方が良いと感じる」(女性・56歳・兵庫県)

「きれいに洗えて乾燥できて衛生的。時間がないときでも、外出時にセットするだけで帰宅時に洗い上がっていて、ストレスから解放されるので、生活必需品」(女性・46歳・三重県)

「食器洗いは家事の中で一番手間だったので、子供に接する時間が増えて嬉しかった」(女性・55歳・徳島県)

「夜遅くに食器をたくさん洗うストレスから解放され、主人と一緒にゆっくりコーヒーが飲めるようになった」(女性・59歳・長野県)

「家事の時間が短縮できたし、私も自分の時間ができて快適で、以前の手洗いには戻れない」(女性・38歳・熊本県)

節水や洗浄力といった機能面のメリットや魅力を実感している人も多くいましたが、コメントにも見られるように、全体的に時間短縮やストレス軽減、その結果としての効率性を実感している人がそれを上回っており、これこそが食器洗い乾燥機の魅力であるとも言えます。食器洗い乾燥機を使っていない人が懸念していた電気代・水道代といったコストに関しては、その逆で節水になっていると感じている人がいたり、また、汚れが落ちなさそうといった項目に関しても、実際に使用してみるとそうした懸念が払拭されていたりするようです。


【調査概要】
調査対象:日本国内在住の20~59歳の男女 4,700名(都道府県別・性別に均等割付)
※都道府県別・性別・年代別に均等割付した母集団より、各都道府県100名の調査対象を無作為抽出し実施
調査期間:2015年5月27日(水)~2015年5月31日(日)
調査方法:インターネット調査

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